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目指せハカセ

ハカセになりたい。
ほとんどこの気持ちだけでアラサーなのに大学へ入学した一人の人間の物語を紹介します。


本日のメニュー

とりあえずご飯を食べないと何も始まらないので、まずは食べ物の話を。

「南京亭」の餃子

ドキュメント72時間に登場し、より人気店となった24時間営業の「南京亭」は何を食べても美味しいですが、無難に餃子をチョイスしました。働いている皆さん、プロフェッショナルそのもの。
24時間営業なのに厨房めっちゃキレイなんです。美味しいお店は調理場が美しい。毎度、厨房を眺めてワクワクできるお店です。


簡単な自己紹介

では、改めまして、博士を夢見るアラサー大学生、ハカセ(仮)です。
現在、大学3年生。東京西部に位置する国立大学で農学を学んでいます。
入学前は、授業料が払えなくなり私立大学を中退した後、フリーターやボランティア活動に勤しんでおりました。
空いている時間は、ひたすらコーヒー飲みながら本を読んでいます。
また、19才の雄猫がいます。最近は、夜通し(鳴くではなく)吠えて、昼間ずっと寝ています。防音がしっかりした住居でよかった、ほんとうに。
そして、食べることが大好きです、もちろんお酒も。

大学に再び進学した理由

わたし自身、社会人を経験したことはありません。
しかし、東京でフリーターをしていると時給が高いため、高級な装飾品を購入したり、人が「ゴミ」のように見える高い場所に住むことはできませんが、健康を損なわない限り、好きな時に好きな本を買える程度の生活はできます。
だから、一生このままでいいや。
と、思っていたのですが、当時参加していた居場所型学習支援と呼ばれる教育系ボランティア活動で、今日を生きるのも危うい子ども達が会話を重ね、ご飯をきちんと食べる習慣が定着すると「未来」を語り出すようになる嬉しい変化を目の当たりにした時、
食べることってめちゃくちゃ大事やん…!
ということに気づかされました。そして、この事実を根拠を持って大きな声で世の中に伝えられる存在になりたいと思うようになりました。

"肩書きで生きる人はつまらない"

これは、予備校時代の恩師の言葉です。
この教えを今も大切にしているおかげで、豊かな日々を過ごせています。
しかし、他人に話を聞いてもらう最も簡単な道具は「肩書き」であることもまた、事実と思います。
そこで、食のプロになるべく「博士」を取得しようと考えました。

さらに、コロナ禍で同世代の芸能人が次々に自ら命を絶たれたことで「人生」について再考しました。
東日本大震災も経験しているため、今日という日は当たり前ではなく、生きていることもありがたいと日々感じています。10年以上経った今も。

息をしなくなる「その日」を迎えるまでに自分は何がしたいのか。

大学を中退した当初、バイト先へ元同期が「ほんとにフリーターしてる」と冷やかしに何度か来店しました。そのアルバイトもたかがバイトと言われようが小さい頃からの夢だったので、誇りを持っていましたが、やはり悔しかったですね。なんにも知らない他人ほど五月蠅いものです。
もちろん、学歴なんかなくても立派に世の中で生きている方々は数多おられます。だから、一般的に必要ありません。
ただ、私は、このまま死にたくなかった。大学を中退したまま死にたくなかった。夢を、もう二度と、捨てたくなかった。

このような複数の感情が連鎖して、コロナ禍から大学受験に本腰を入れ、ようやく今の大学に籍を置くことができました。

今後の展望

今後は月に1~3本投稿できれば、と思います。
ヒトと猫の食べ物の話を中心に、知らんがなと思われそうな日常のお話もお届けできればと考えております。
孤独を感じた人や、鬱々とした日々を過ごす人と「この場所」を共有できれば幸いです。

おわりの言葉

先に述べましたが、本を読むことも好きなので、なるべく毎回本に登場する好きな言葉を紹介して締め括りたいと思います。

「まともに生きている人間を馬鹿にする奴はまともではない。馬鹿である」
うつ病九段/先崎学

他人の人生に口出しできるほど、私たちは何かを成し得たのでしょうか。

本日も読んでいただき、ありがとうございました。
またお会いしましょう。


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