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本を読んで、闘おう
明けましておめでとうございます。
ご無沙汰しております、アラサー理系大学生ハカセ(仮)です。
気付けば年が明け、間もなく冬休みが終わり、怒涛のテストとレポートラッシュが始まります。
そして、いよいよ研究室の活動も開始され、夏には院試があります。
どんな一年になるでしょうか、自分次第ですね。皆さんにとっても素敵な一年になりますように。
本日のメニュー
新年一発目は、初詣後に食べた美味しいスープを紹介します。
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三が日に神社近隣で営業している貴重な施設でした、ほんまにお疲れ様です。
水道橋駅から歩いてすぐのドームシティにある「蟻月」さんのカップもつ鍋、絶品でした。
お値段は1000円ちょっとしたので、お手頃価格とは言い難い。しかし、フードコート形式になっているため他店舗のメニューも色々注文しましたが、このお店のこの商品が抜群に美味しかったです。
具材もゴロゴロ入っており、見た目ほどスープもこってりではなく、単品でも最後まで楽しめますが、炭酸によく合います。
商業施設に入っているお店で感動したの久々かもしれません。
水道橋に行かれた際、ぜひ行ってみてください。
本の紹介
突然ですが、わたしの趣味は読書です。紙の本が大好きなので、出費の大半は本代に当てられ、部屋は本だらけ。
年末年始は、本の需要が増えるとラジオでいっていたので、
個人的に2024年刺さった本を2冊紹介します。
① 急に具合が悪くなる
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大手出版社のホームページをぼんやり眺めていたある日、(たしか)編集の方がオススメしていたこの本。
自分自身や、身内に病気の方がいる人に絶対オススメの一冊です。わたしも家族に難病がいるため、かといって誰かに相談したこともないですが、患者であり家族との向き合い方や、病と闘う人の気持ち等、うまく言葉にできないモヤモヤが言語化されており、胸に響きました。
何の本か分からず読み始めたのですが、読後は何があっても手放したくない本になりました。最初は比較的楽しく読めるのですが、後半から命をかけて言葉を紡ぐ様子が伝わってきます。女性学者の生き様をみました。
今日という一日を当たり前の今日として軽んじている人にもぜひ読んでほしいです。
②たべるノヲト。松重豊著
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みんな大好き松重さんのグルメエッセイ本です。もうすぐ「孤独のグルメ」の映画も放映されます。年末に放送されたスペシャルも最高でしたね。映画館のチケットを予約したので、孤独のグルメを今年最初の映画にします。サブスク以外で映画みるの、確かに久々です。
疲れて仕方ない、何もしたくない、難しい内容も頭に入ってこない。世の中はなんて辛いんだ。
そんな風にやさぐれかけた時、短話で構成されているため気軽に読めて、ほっこりできる内容です。もちろん、元気な時に読んでもおもしろいです。
文章から、松重さんの芝居に対する誠実さや、他者に対する謙虚な姿勢が感じ取られ、加えてコミカルな語りが心地よいです。普段、エッセイ本は読みつけない私でも大変楽しく読めました。
余談ですが、こちらの本は、紀伊国屋書店の新宿店で本人から直接受け取るイベントに参加してゲットしたサイン本となります。人生初、家宝です。ほんとに一瞬でしたが、実際にお会いして虜になりました。スマート、インテリジェンス、清潔感。世の中にこれほど美しい人間がいたなんて、わたしはまだまだ知らないことだらけのようです。
今年も可能な限り本屋さんに出向きたい所存。ちなみに、本屋さんは待ち合わせ場所としてもオススメです。
機械ではない媒体を用いて掌から広がる世界は自由で奥深いものです。
おわりの言葉
「病気というのは、私ひとりの身体にふりかかるものでありながら、私一人にとどまってくれません」
宮野真生子・磯野真穂著/急に具合がわるくなる
先に紹介した本から、感動するほど的を得た言語化の文章を引用しました。
病気がある人、家族や大切な人が病気の人、悩みは尽きませんが、それでも日々は続きます。
人にいえる悩みなんて悩みじゃないという持論をもつわたしですが、本を介して独りではないことを確認できました。
平穏な一年になることを願ってやみません。
ここまで読んでいただき、ありがとうございました。
本年もどうぞよろしくお願いいたします。にょろ。