パワースポットのつくりかた / 8. 先祖供養 111
共に励まし共に成長させる
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「パワースポットのつくりかた」(上田サトシ著、2020年3月19日、フォレスト出版より発売)より少しずつ抜粋して書いています。
今回のテーマは、「8. 先祖供養」です。
以前、ある病気の方のヒーリングをした時、一番最初にお参りさせてもらったのは仏壇でした。
仏壇の前に正座して、瞑想したのです。よく知っているわけでもなく、話もしたことのない方でしたが、その方のご先祖さまとお話をさせてもらい、お伺いをお聞きしたのです。
ご先祖さまの抱えていたストレスや、遂げられなかった思いを受け止め、一緒に手放していくと、仏壇の周りの気の滞りが落ちて光り輝くようになったのです。
そしてその病気の方の容態も明らかに良くなったのです。
そういう場合には、自分の心の中に壁を作らないのが大切です。
子どもの頃は、純粋で、心に壁が無い状態だったのに、いつの間にか大人になるにつれ、自分を守るために、心に壁を作ってしまう。
しかし、心の壁を作って他者を受け入れないでいると、結局はその心の壁が邪魔して、自分自身の持つストレスが手放せない状態になってしまうのです。
「自分を守らないのが最高の守り」ということが、実は本当の心の強さになるのかもしれません。
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先祖供養・共に励まし共に成長させる
現代の住宅事情では仏間となる和室を設けるどころか、仏壇を置く家も少なくなってきました。
仏壇に関しては、さまざまな見解があると思いますが、私の場合はあまりこだわらなくても良いと感じています。
何よりも、ここまで生命を紡いでくださったご先祖さまを敬い、亡くなったご家族を愛する気持ちが大切です。
つまり、心を込めて敬う気持ちがあれば、立派な仏壇はなくても大丈夫だということです。
お部屋に清潔な空間をつくり、お花を一輪飾るだけでもいいと思います。遠いご先祖さまに思いをはせたり、ご家族の好きなお茶をお供えしたり、お子さんでしたら、お菓子やケーキなども喜んでくれるかもしれません。
お水だけでも構いませんので、毎日、お供えをして感謝の気持ちを伝えることをお勧めします。
その時、私がヒーリングの時に行うグラウンディングをすると、ご先祖さまやご家族と心が通じやすくなります。
自分の正面に椅子を置いて、そこにその方の「たましい」がいるような気持ちで、生前伝えられなかった「ありがとう」を言いましょう。きっと愛する人と、そして自分自身と心が通じ合い、もっと分かち合えると思います。
また、その時々に思っていることや仕事や人間関係の悩みなど、ご先祖さあに聞いてもらってもいいかもしれません。
家系を遡ればさまざまな技術の熟練者や、人間の機微に通じた方がいらっしゃるものです。
霊能者や特殊な能力を持っていなくても、愛する人の気持ちは伝わってきて、理解できるものです。
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