ヒーリング・コンサートを終えて

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「いのちのやくそく 」（池川明、上田サトシ著、2016年8月1日、センジュ出版より発売）より一部を抜粋して、不定期で一年に数回、朗読瞑想ヒーリングコンサートをしています。

今回はオンライン開催となり、慣れないこともあり聞きにくかったところもあったと思いますが、沢山の感動的な感想やコメントを頂きましたので、その中から少しご紹介させて頂きます。

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こころの重荷が落ちて、
たましいが揺さぶられるヒーリングコンサート

2020年9月12日に、ハープ奏者のみつゆきさんと朗読瞑想ヒーリング・コンサートを開催させて頂きました。

二人で一緒にコンサートをするようになったきっかけは、4年前に「いのちのやくそく」（池川明、上田サトシ共著、2016, センジュ出版）を出版した時の講演会で、その時にみつゆきさんのハープ演奏を依頼したのが始まりでした。

ハープの音色をバックに、出版されたばかりの本を手にとって一部を朗読したのですが、その時に沢山の方々の流す涙を見て、

「この本には、人のこころを動かす何かがある」そう確信して、

それ以来、東京と大阪で一年に数回、朗読瞑想コンサートをするようになったのです。

コンサート直後に、涙を流されている方に、
「なぜ、泣いていたのですか？」
そう聞くのですが、ほとんどの人は理由も分からずに泣いているのです。

きっと個人的な思い出や、昔の感傷がこころの表層に現れてきて、言葉にならない感情が津波のように押し寄せてきて、涙となって出てくるのだろうと思います。

それでもはっきりとしたこころ揺さぶられる理由が解るわけで無く、結果として涙を流すという現象が出てくるというのは興味深いことです。
きっと僕はその理由が知りたくて、このコンサートを続けているのだろうと思います。

人間にとって感情というのは未だ不明なことが多く、感情に飲み込まれるという状態になりがちです。しかしながら、この感情をコントロール出来る様になれるなら、これは人類にとって素晴らしい進歩になると思います。

そう考えると、感情というものは実は人間にとって新しいもので、わたしたちの手に余っている状態なのかもしれません。ずっと昔は、きっと感情というものは薄いもので、現代のような複雑で豊かでは無かったのだと思います。
だからこそ今の人間はより深い幸せを感じられるのかもしれません。

このコンサートに参加すると、そのような複雑な感情をコントロールしやすい状態になって、より深い幸せを感じられるようになる。だから涙を流すのでしょうか。

　

今回は、コンサート中に感じた事柄を「気づきのシート」に書いてもらいました。沢山浮かんできた思いは、アウトプットして口に出したり書いたりしないと、本当の意味で手放すことにならないからです。

下記に頂いた「気づき」の一部をご紹介させて頂きます。

「お母さんのお腹にいた時の彼女の辛かった思いが、今の自分にどっと押し寄せてきて、母親と自分を許せる気持ちになった。そして彼女と自分が愛おしいと思えるようになった」

「小さい頃、母親と妹が仲が良くて、その時に嫉妬していた気持ちが溢れてきて、寂しかった自分の思いでいっぱいになった。こんなにも寂しかった自分の気持ちを受け入れていいんだと思えて、身体もこころも楽になった」

「母親を守るために生まれてきた。その思いが溢れてきて、愛に包まれる気持ちになった」

このような個人的な思いは、皆んなの前ではなかなか口にするのが難しいのでしょう。それでも数人の小さなグループでの発言や、気づきシートに書くことを通して、自分自身を癒すという効果を高めるのには間違いありません。

【胎内記憶ヒーリングコンサートの感想】

前回、東京神楽坂で開催された時、参加された皆さまの感想を頂きました。下記のリンクから聴けますので、ぜひご視聴ください。
https://youtu.be/Qw9fKBOknA8

【花鳥風月・みつゆき＆上田サトシ】（これが私の勝負曲！）

こちらはオンライン用に撮影した、「花鳥風月」という輪廻転生をテーマにした詩と曲です。
https://youtu.be/2tcH75CD7HU

それから、2020年12月にもヒーリングコンサート（第二部）を開催しますので、ご興味ありましたら、こちらまでご連絡ください。
今後ともよろしくお願いいたします。

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