【熊野街道 信達宿】 ~カメラ初心者 満開の藤に挑む~
2023.04.18
奥行27mの藤棚。
そこに満開に咲く藤の花。
梅、桜、花木の撮影の難しさを知ったカメラ初心者。
満を持して、藤に挑むのだった。
#なんやねんその話し方
まずは、花木を撮るときの私の注意点を頭に入れて写真を見てください。
・花を画面いっぱいに入れない
・花は副題にする
・花のアップは撮らない
この3点に注意して撮っています。
『画面いっぱいの藤の花』
はい、いきなり画面いっぱいに藤の花を入れてみました(笑)
#みましたじゃねえよ
高さ3mの鑑賞台から撮影。
紫と緑のコントラストがよくて好きです。
ただ、この写真を見ている方には雲海のような藤の花の実際の広さが伝わらないから問題。
#対比するものがないから
私はこの一面に広がる藤の花を見ているから今も雲海のような藤の花がよみがえるけど、写真だけを見た方には広さは伝わらない。
風景を入れると対比になるんだけど、それではご近所さんのお家が写る。
それを避けると、とりあえず景気よく画面いっぱいにいっとこかとなるのです(笑)
#建物は法的に問題ないと思うんだけど
#ビルは入れちゃう
『副題にはしてるけど』
「藤、少なっ」。
あざやかな野点傘(のだてがさ)。
傘の綺麗さに目を奪われて頭から藤のことが消えてる(笑)
あざやかな傘と葉のない木。
これはこれでいい。
ただ、やっぱ、藤撮りに来てんだからもうちょい藤があってもいいかな。
『ピント逆じゃね』
奥の傘にピントを合わせて藤をぼかしたほうがいいような。
主題と副題をどっちにするかという好みの問題ですね。
後、この枝をどう捉えるかという問題もあります。
特に画面全体に花をアップで撮ると枝が写り込んでごちゃごちゃするんですよね。
だから、花のアップは避けています。
『これはアップじゃないの』
たしかに、アップではあるんですけど枝がないからOK。
欲をいうなら、もっと藤をシュッと撮りたい。
#ちょっと筋肉質
『まあまあまあ』
こちらも筋肉質ではあるんだけど、手前の藤に光が当たって主役感があっていい。
『また画面いっぱい』
藤の額縁に空。
画面いっぱいというより抜け感があるからいい。
左の緑をどう捉えるのかということと、もっと広角で撮ればおもしろかったかも。
『この日のベストショット』
主題が提灯、副題が藤。
ベストショットというほどではないが、先程のものと比べるとマイナス点が少ないので選びました。
「なんしか、藤、むずかしいね(笑)」
それがこの日の感想です。
この時、後日、またこの藤を撮りに来るとは思ってもいなかったのである。
ほんじつも写真日和なり。
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