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過去の自分を撮るとどうなるのか?
おいおい、朝からわけのわからないこと言うなよと言われそうなタイトルですね(笑)
皆さん、こんなこと考えたことありませんか?
あの時はカメラを持っていなかったから撮れなかったけど、今なら絶対写真に収めるだろうなといういい思い出。
その思い出を、今、カメラで撮れたらなあって思ったことありませんか?
#何言ってんだ
私は、思ったことありません(笑)
#ないんかよ
日曜日の午後、いつものようにぼけぇ~っとしてたんです。
ほなね、急に過去って撮れるのかなあと思ったんです。
いやいや、勿論僕だって撮れないとは思っているです。
どういうことかと言いますと。
例えば、子供の頃、近所に桜餅の美味しい和菓子屋さんがあった。
お小遣いを持って、桜餅を買いに行くと、大将とおかみさんが笑顔で迎えてくれる。
おかみさんは、いつも自分だけにお茶を入れてくれる。
そのお茶は、めちゃくちゃ熱くてめちゃめちゃ濃い。
でも、いい思い出。
そこから年月が経ち、和菓子屋さんはなくなり、その跡地には公園ができている。
大人になってその公園に行くと、大将とおかみさんの笑顔、桜餅とお茶の香りを思い出す。
これは、例え話ですが、こういうずっと頭だけに残っているいい思い出ってないですか?
あると思います。
#天津かよ
そのいい思い出の場所(公園)を今撮ったらどうなるのかって話。
そこには、大将、おかみさん、和菓子屋、自分は写るのだろうか(笑)?
まあ、写らないと思う。
でも、過去を撮ることで、今想像できない何か、感情なのか考えなのかわからないけど何かあるのかもしれない。
てな感じで、過去を撮れるのかという思いが湧き上がった。
そして、過去を撮るとどうなんるのか?
それを次の写真展のテーマにしてみてはどうかと思ったのだ。
#需要なさそう
そこで、私は、私がこんなことを思うくらいだから、過去に同じことを思った人がいるはずだと思い調べた。
じゃあ、いた(笑)
私と同じことを思っている人がいた。
#自分の思いつくことは大体誰かが思いついてる
それは、|小林紀晴《こばやしきせい》さんという方。
著書、「写真はわからない撮る・読む・伝える――「体験的」写真論」の第7章「過去を撮る」とある。
私と同じ意味での過去を撮るかはわからないが、速攻で電子書籍を買った。
まずは、この本を読んでみる。
そこから、新しく何かが動くのだろうか?
楽しみが広がる。
ほんじつも写真びよりなり。
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