【関東】有名フォトグラファーと写真を楽しむ 2days
「入ってからの成長過程を見て、ここまで伸びるのかという点を評価したい」
講評会で、ベストフォトを頂けた時のコメントが胸に刺さりました。
はじめまして。橋本です。
オンラインフォトコミュニティ「しんやとよーへい」に入って、あっという間の4ヵ月が過ぎました。
そんな中、10/18、19に関東エリアで行われたイベント「澤村洋兵 in Tokyo 2days」に参加してきました!
多くの方が参加したイベントでしたが、その中でも、両日参加し、講師からのベストフォトに選ばれた為、私が今回筆をとる運びとなりました。
イベントの体験記だけでなくサロンに入って4ヵ月で得られたものも記します。
1.イベント概要
会場紹介
【10/18:Le Cave STUDIO】
渋谷にあるゴシック調のお部屋で素敵な自然光の入るスタジオ、Le Cave
一見陰影が強く出る部屋かと思いきや
部屋の逆側では柔らかい光が差し込む、そんな豪華なハウススタジオでした。
【10/19:旧石川組製糸西洋館】
埼玉県入間市にある、約100年の歴史を持つ重厚感のある雰囲気の洋館
1Fは窓から差し込む光とその向こうの整ったお庭を使った撮影や、部屋にある革製のソファなどを使っての撮影を楽しみ、
2Fのダンスホールの様に真っ赤な絨毯が敷き詰められた場所では大きな窓があり
1Fよりかなり広い部屋だったので、光の入り方や引き写真での構図に頭を悩ませながら楽しみました。
イベントの講師・モデル・メイクさんは以下の方々でした。
講師:澤村洋兵 氏 (Twitter/Instagram)
杉本優也 氏 (Twitter/Instagram)
モデル:小夜 さん(10/18) (Twitter/Instagram)
西野かおる さん(10/18-19) (Twitter/Instagram)
長谷川凛 さん(10/19) (Twitter/Instagram)
ヘアメイク:ゆりえ さん(Twitter/Instagram)
とても豪華な面々を招いての写真教室でした。
前日楽しみ過ぎて眠れなかったイベントの当日。
まずはこんな形で基本部分を説明しながら実演して頂き、
それを踏まえて各々撮った写真を確認しながら一つ一つ丁寧にアドバイスを頂き、
それを直して再撮影、の繰り返しでした。
時には画面を講師と覗きながらこの角度が良いのでは?と直接指導して頂くことも。
モデルさんの髪型や化粧が乱れたら、メイクさんが即座に直す。
メイクさんもいてくれるイベントならではですよね。
各日、終了後は交流会を行い、参加者同士の交流や講師との交流を行い
18日は洋兵さんのお誕生日ケーキも用意されたりと盛り上がりを見せておりました。
更には、後日、各日のベストフォトを参加者それぞれで提出し、それに対して講評会を行う、アフターフォローまで最高の実戦形式の写真教室でした。
2.2日+1日の体験記
(1.イベント概要) でお話した通り、撮ってその場で講評していただくという形式だったので、基礎を学ぶのにも、自分の変なクセや良いところを発見するのにも最適な会でした。
2日間の簡単なレポートは
【10/18:ハウススタジオ】
影は向きだけでなく、濃淡、グラデーションも操れるという
光の基礎の部分を教わりつつ、私の変な癖を見つけてもらいました。
が、それを直そうと試行錯誤してる内に、時間切れに。
この日は1枠のみでしたが、十分な成果(講師からのベストフォト)を得られました。
【10/19:洋館】
3枠も取っていた(居座っていた)こともあり
洋館という雰囲気をどう活かすかという部分と、お悩み相談室に当てました。
お悩み相談では
・画角の決め方(寄りも引きも)
・寄った際のポージングの作り方(手の置き方)
・これからもっと上手くなるには
という部分をたっぷりと話して頂き
これから自分の写真を楽しんで行く方法を教わりました。
【11/14:講評会】
以下の事を各々で発表し、講師お二人に講評して頂きました。
・どんなことを意識したのか
・講師陣からどんなフィードバックをもらったのか
・そのフィードバックをどう活かしたか
前述した通り、当日様々なフィードバックを頂いた私でしたが、お二人からは「特に響いたもの」を意識して直すと良い、と言っていただき、その部分についてお話させていただきました。
そんな中で、私は11/18分で杉本優也氏からベストフォトに選んで頂きました。
その理由が「入ってからの成長過程を見て、でここまで伸びるのかという点を評価したい」という事でした。杉本さんにはしんやとよーへい入会初日から、写真を見ていただいていた事もあり
その言葉がこの3ヵ月の努力が報われた様な気がして、とても胸に刺さりました。
3.成長結果
今回のイベント、ひいてはサロンに入ってからの成長結果を写真で振り返ります。
まずは、サロンに入る直前の写真①から。
モデルさんは最高の笑顔&ポージングですが
・明暗差なし ・ほぼ首切り ・絞り開放で撮っただけ
・背景に人が写るなど、情報の取捨選択が出来ていない
・ポージング指示もなく、ただ撮るだけ
自分で言っていて悲しくなってきます・・・が、それが分かっただけでも
上手くなった(見る力が上がった)と思っています。
また、この時に初めてポートレート撮影をしたのですが
・そもそもどんな事に注意したらよいのか(首切り、串刺しなどの基本的なNG)
・見せたいところを魅せるにはどうしたら良いのか
が分からなかった為、モデルさんへの指示出しも行えずにいるという、八方ふさがりの様な状況で、写真って難しいなぁという壁を持ってしまっていました。
そして、今回のイベント開始直後の写真②
明暗差を出して、ボカさずに立体感は出ているのですが、講師の洋平さんから「寄った時も引いた時も、頭の上のスペースが一様で面白味がない」とコメントを頂き、自分でも気づかなかったクセにハッと驚きました。
そして、講師の杉本優也さんからベストフォトを頂いた写真③
講評を受けて撮影したものですが、寄った写真も、引いた写真もスペースを意識して数枚撮影し、下記の写真の様にバリュエーションを持たせる様な写真を意識したうちの一枚です。
ポージング指示もしっかり行い、作風が一辺倒でなくなり
「少し面白味が出てきた写真」に仕上げられたのかな、と。
かつ、①からの成長具合がよく分かるものだと思います。
4.まとめ(しんやとよーへいで得られるもの)
私が「しんやとよーへい」というフォトコミュニティーで得られたものは、技術、人間関係など多岐に渡ります。ただ、しんやとよーへいに入っているだけでは得られないとも思っています。
一番大事なのは、コミュニティーに入る事がゴールなのではなく、そこから能動的に動き続けるという事です。
今回は2日間+複数部の参加という形でしたが、今回だけでなく、今まで関東で行われる撮影会などに精力的に参加し続けました。そこで得たアドバイスや気づきを活かしつつ、自分で課題を持って挑み続ける。また、そこで出会った人と交流し、そこから更に撮影機会を増やしていく。
今振り返ると、しんやとよーへいに入る前は撮影会もハードルが高く、人を撮ろうと思っても撮れない(撮ったことがない)私でしたが、ここに入る事がそのハードルを超えるための始めの一歩だったと思います。
オフショット
2,3,6,8,9枚目:鈴木かなえ(Twitter/Instagram)
7枚目:けいじ(Twitter/Instagram)
1,4,5枚目:ヒロム(Twitter/Instagram)