ピカソに学ぶ、私の経験を値付けします
しあわせ写真家、未来のための終活セミナー認定講師の玻璃です。
■値付けは自信と繋がっている
私は、ついつい自分の撮影料、終活セミナーの料金を安く値付けしてしまうんですよね。
結局のところ、自分にまだ自信がないのかなって思います。
でも、それっていつになったら自信がつくのか?
どこまでやったら堂々と請求できるのか? というのが、ここのところの悩みなんです。
Voicyで6月に配信されていた、金工作家の川地あや香さんがプレミアム放送。
そこでお話しされていた、ピカソの絵の値段のエピソードがあって、この間もう1回聴いてみたんです。
このピカソの絵の値段のエピソードというのは、ネットで調べるといろんなバージョンがあります。
今日は、そのあや香さんが紹介されていたバージョンで紹介します。
■ピカソのエピソード
ある日ピカソがレストランで食事をしていた時、あるファンの方が、
「お礼はするから、何か簡単に描いてほしい。」
とレストランの紙ナプキンを差し出して、ピカソにお願いしました。
ピカソは30秒ほどでササッと絵を描き上げて、そのファンの方に、
「1万ドルだよ。 」
と請求したのです。
1万ドルというと、単純に100円換算でも100万円です。
そのファンの人はびっくりして、
「あなたの絵が高いのは知っているけど、描くのに30秒もかかっていないのに?」
と尋ねました。そうするとピカソは、
「いや、30秒ではないよ。40年と30秒かかっているんだ。」
と答えました。
このエピソードが事実なのかはわからないです。
後から作られたお話なのかもしれません。
でもそのエピソードの伝えたいことって、ピカソが紙ナプキンに描いた時間はたった30秒だったかもしれない。 かかった時間は短い。
でもその絵を描くピカソがそこに至るまで、どれだけの長い歳月をかけて技術を磨き上げていたのか。
価値というのは、その人のそこまで築き上げてきた全てのもの、全部含まれているというお話なんです。
■これまでの経験と自分の価値の再評価
そこで私は自分にこの話を置き換えてみたのですが、私は写真の勉強したとは言っても経験はそう長くないです。
ピカソのような画家としての長い経験はない。
でも写真撮影、特にポートレートの場合は写真の技術だけではないのです。
お相手があることなので、初対面の人とのコミュニケーション能力やちょっとくすっと笑ってもらえるような、小ネタを挟んだ楽しい会話が大切になります。
そして私の場合は、楽な感じで撮っていただくために撮影前にストレッチをしていただいています。
”ポートレートストレッチ”
そのメニューを考えるときに役立ったのは、私のこれまでの長いダンス経験でした。
いろいろなストレッチをたくさんの種類のダンスの先生から、レッスンを受ける中で習得してきた経験があるんです。
そういう経験も含めて考えなきゃいけないと思いました。
そして終活セミナーもそうです。
これもトーク力が必要になってくると思いますし、私自身、両親を順番に20年ほど介護した経験とか、あと母を亡くした経験、その間に介護職の方とたくさん関わってきた経験などを土台にお話しできることも多いと思うんです。
そう考えると撮影自体は準備を含めて数時間かもしれません。
セミナーの方も短い時間です。
でも、その際に使う私のこれまでの経験は、何十年分もあるんですよね。
そう考えると撮影料や受講料は、相場の金額をいただくのが正解なのかもしれないなと改めて感じています。
皆さんも自分の価値、もう一度見つめ直してみませんか。
そうは言っても、今年は私の「写心日和」をオープンした記念の年です。
サービス価格になっていますので、よかったらお問い合わせください。
◼️公式ラインはこちら
今日があなたの写心日和、素敵な一日をお過ごしください。
玻璃でした。
✴️こちらはstand.fmで配信した内容を文字起こしをした記事なります。
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