コーヒーおいしさの方程式
さて、前回の『珈琲の世界史』に続いてコーヒーの本を読み終わりましたので、ここに軽く感想を記しておこうと思いますー。
前回読んだ旦部幸博さんの本が非常にタメになりましたので、同氏と南千住にある名店『カフェバッハ』の田口護さんが共同で出した本を選びました。
焙煎技術(経験に基づく『感覚』)を『科学』で裏付けするという、ある意味最強じゃんという内容でしたね。
『こう焙煎する時とこんな味が出る』
『それは焙煎のこの段階で○○という成分が発生するからですね』
といった具合に。
そして、焙煎技術を理屈だけではなくいくつもの図表を用いて説明してくれているのも、説得力ハンパなかったですね。
飲む側の人間としては『味わう』って、当然のこととして『感覚』でしかないのですが、飲んだ時の感覚の向こう側にはこれだけの科学的作用があるんだ!という事を、意識しながら飲むように…
飲むように…
なることは、まぁそんなに無いとは思うんですけども(笑)そんな事を毎回毎回考えながら飲むのも疲れると思いますし。
でも、これまでよりも深い思考を持ってコーヒーと向き合えるようになれたというのも、気のせいではないと思いますので、今回得た知識も武器にしていこうと思います。
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