2023.08.27 アカリガタリ(追加公演)
昨日に引き続き、アカリガタリに行ってきました。
場所は昨日と同じ立源寺の多目的ホール。
土曜の公演は販売すぐに完売ということで、急遽日曜日も開催されました。土曜の模様は
こちらで雰囲気を書いています。そのため、今回は内容について簡単に書きたいと思います。
01.公演
スタートと同時にスクリーンに表示されたのは昔のカラーテレビ。そしてそこに現れる白い文字。
正直、あれ?これ、パラノマサイトかな?
って思いました(笑)それくらい雰囲気が一緒でした。
そんなオープニングのあとに始まったのは「あのね」です。
巨大なタコや人食い花、魔女など信じるか信じないかはあなた次第という内容でした。
そこからは少し河童の話が続きます。「物知り」「あの子」「物知り2」は河童のお話ですが、朗読された戸塚さん、イラストの倉島さんは河童を見たことがあるそうで。お二人とも長野県出身。会場では長野県出身はおらず、見たのもお二人のみ。長野にはなにかあるかもしれませんね。
また、河童の話の間に歌われた曲は「トンビが鳴く」です。戦争で息子を亡くした人がトンビの鳴き声に息子の便りを聞こうとする歌。めちゃくちゃメロディも心にくるものがあり泣きそうでした。
さて、今回のアカリガタリ。妖怪が主なテーマですが、妖怪と妖精はどこからが境界線かわかりにくいですね。かの水木しげるさんは違わないといった事も発言されたそうですが、確かに解釈次第なところもあります。
ということで、その後は妖精の「ヒッカリーピッカリーの歌」や神様のお話「守り神」、「死神」といったお話や歌がありました。ヒッカリーピッカリーはイベントではおなじみの曲。石神様がとても可愛らしく、心温まるお話でしたし、死神の見習いである死神くんは愛らしかったです。間に挟まれた「明日はもっと」も子供の成長を見守るお話で素敵でした。
そして本日のイベントの曲の中では少し移植だった「卵の中から生まれたあの子」が演奏されます。絵もなかなか独特で素敵ですし、曲も中毒性が高いです。これは色んな人に見てほしいし聞いてほしいですね。めちゃくちゃ耳に残りました。
終盤にくると本当に怖い話が2本。「ようじょ」は、はじめ可愛らしい女の子の話かなと思ったら段々と明かされる少女の話。最後の一言は前のイベントと口調が変わったりしていて変化も感じました。もう1つの「鳥喰い人」は音波屋さんのフィギュアを使った怖い話。
鬼に魅入られた人のお話でした。植松さんなりの反戦の歌だそうです。
しかし、悪い鬼ばかりではありません。少し馬鹿だけど心優しい赤鬼の話「鬼は外」が続いて演奏されました。
最後はなにやら不思議なお話の歌「とんからりん」が演奏されて終了。2時間弱のなんとも不思議な演奏と朗読のライブは終了しました。
02.終わりに
お寺で2日間に渡って行われたアカリガタリ。普段のファイナルファンタジーシリーズの曲とはまた違った植松さんの曲が楽しめる素敵なイベントでした。
でも、メロディが素敵なのでどの曲も惹き込まれてしまいました。
また、会場では色んなネタが所々にあって面白かったです。
1日目の前フリからの
2日目の人魚のミイラなど。残念ながら売約済みでしたが(笑)
そんな会場の雰囲気も素敵でした。また、音波屋さんではセクシー大根などか沢山販売されていました。
セクシー大根や人参を買って家に飾ってみましたがなんとも面白い感じになって良かったです(笑)
今回は多目的ホールでしたが、今度は本堂の方でやるなど、また違った感じで聞きたい、本当に楽しいイベントでした。次があることを期待しています!
【セットリスト】
あのね
物知り
あの子
トンビが鳴く
物知り2
ヒッカリーピッカリーの歌
守り神
明日はもっと
死神くん
卵から生まれたあの子
ようじょ
鳥喰い人
鬼は外
とんからりん