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【書評】遅読家のための読書術(印南敦史)

【情報過多時代の読書術!】
プロ書評家・印南敦史氏が、1ページ5分から年間700冊を読破するまでに至った「遅読家」として読書術を公開!速読本とは一線を画す、誰でも実践できるフロー・リーディングとは?

■目次
[1]紹介する本の情報
[2]本の紹介文
[3]ここだけは押さえておきたい5つの要点(抜粋)
[4]ここだけは実践しよう!
[5]編集後記

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    【note版】Share読書.Com vol.77
    『遅読家のための読書術(印南敦史)
    http://sharedoku.com/archives/9263


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[1]紹介する本の情報

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【書籍名】遅読家のための読書術
     http://amzn.to/1LQz6pa
【著者名】印南敦史
【出版社】ダイヤモンド社
【出版日】2016/2/26
【頁 数】208ページ
【目 次】
第1章 なぜ読むのが遅いのか?
第2章 なぜ読む時間がないのか?
第3章 なぜ読んでも忘れるのか?
第4章 流し読みにもルールがある
第5章 本とどう出会い、どう別れるか
終章 多読家になって見えてきたこと


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[2]本の紹介文

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本書は、「1ページ5分」の超・遅読家だった著者が、いかにして年間700冊超を読破できるようになったのか。
その過程で得た気づきを、「フロー・リーディング」という読書メソッドとして公開した一冊。


ネットやSNSの普及により、流れている情報を読むことに慣れつつあるあなたは、
・「流れている」情報を読む
・「本に貯蔵されている」情報を読む
この相容れない2つの「読み方」によって、少なからず混乱していると著者は指摘する。


混乱を鎮めるためには、どちらかを捨てて1つを選択するか、どちらかへの関わり方を変えるか、この2つの選択肢しかありません。
その中で生まれたのが「フロー・リーディング」という読書メソッド。
フローすなわち”流す”読書術。「ため込もうとしない読書」と著者は表現する。


今の時代に適した読書との「付き合い方」として、非常にオススメな一冊。


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[3]ここだけは押さえておきたい5つの要点

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【1】
読書の本当の価値は、書かれていることの「100%を写しとる」ことではなく、価値を感じられるような「1%に出会う」ことにあります。


【2】
●読書習慣をつくるステップ
①「毎日・同じ時間」に読むようにする
②「速く読める本」を中心に選ぶ
③「昨日とは違う本」をいつも読む


【3】
「書く」こと(引用)を前提としながら読むようにすると、熟読に縛られなくなる以外にも、もう1つ貴重なメリットが得られます。
それは、読むときの「視点」が得られること。


【4】
●スピード化への4つのステップ
ステップ①「はじめに・目次」をよく読む
ステップ②最初と最後の5行だけ読む
ステップ③キーワードを決めて読む
ステップ④2つ以上の読書リズムで読む


【5】
ストック(貯蔵)をやめてフロー(流動)に切り替えることは、
「本の読み方」だけでなく、「本の管理」についてもいえること


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[4]ここだけは実践しよう!

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【本日の実践】
1行でもこれは!と思う文があれば読んだ価値があったと考える


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★ご意見・感想・献本依頼をお待ちしています♪
 →mail@sharedoku.com


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[5]編集後記

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電車の車内で新聞を読んでいるおじさん。
新聞の端が向かいの人の視線を遮っているのにお構いなし。
さすがに前の人が手で払う。
そうしたら、逆ギレして延々と喚き散らす。
おじさんの胸にある大企業のバッジが泣いている。


本日もご覧いただき感謝します。
次回の配信もよろしくお願いします(^^)
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