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シェアハウスの作り方③ 広報

 シェアハウスとしての物件を手に入れ、その物件を目的にあった形にリノベーションできました。これで、準備は整いました。あとは入居者を受け入れて家賃を支払ってもらい、楽しい生活をしてもらえればあなたの事業は回るようになります。

 そこで一番重要なのが「どうやって入居者を獲得するか?」ということになります。
 
 知り合いでシェアハウスに入居したいという人が部屋数いればなにもしなくても入居者は集まりますが、そのような事はめったにありません。

 ※戦略の一つとして、リノベーションや物件の話をその都度、SNS上にあげて、入居希望者を募集する方法もありますが、貴方や会社自身がある程度知名度やブランディングのある場合のみ有効な方法となります。また、シェアハウスの仕事を長くしていると、他の物件で入居が決まらなくても新しい物件の方に興味を持って入居に至るパターンは意外と多いです。

 多くのシェアハウスはいくつかの広告媒体サイト(シェアハウスに特化した不動産紹介サイト)に登録してお客さんを募集しています。このようなサイトは「シェハウスに住んでみたい!」と思った人がアクセスし、希望の物件に問い合わせる形を取っています。
 登録者側は問い合わせが来たらメールなどでやり取りをし、内覧をするかメールのやり取りをしてお互いの条件や希望を確認し、契約・入居という流れになります。

 これは次回の"ハウスコミュニティ"の話にも繋がりますが、契約・入居の前にできるだけ希望者には対面で会うようにしましょう。希望者としても一度物件を見学に来て入居してもらうのがお互いイメージと相違がないかの確認で重要です。シェアハウスのしごとをしていると入居者が増え、住人さんの関係性やコミュニティが醸成されます。新しく入ってくる方がどんな方なのか、このハウスの雰囲気に合うかどうか、貴方の目で判断ください。


以下に弊社が使っているハウス広告媒体を参考に上げておきます。
  ①ひつじ不動産 : 主に日本人が見るサイト
  https://www.hituji.jp/

  ②Tokyo sharehouse : 多言語で発信できるため海外の方からの問い 
              合わせが多い。
  名前が東京なので東京のみの広報サイトかと思いきや関西など地方の物 
  件多数。 
  https://tokyosharehouse.com/

 これらのサイトの仕組みは
 ①掲載する際の登録料と月々の掲載固定額(プランによって異なる)
 ②掲載登録料は無料。入居時に成功報酬として家賃半分を支払う
とまちまちですが、ある程度、検索者がここにいきつく可能性が高いのと希望者としてあまりへんな人がこないことが大きなメリットです。

 写真やコンセプト、ハウスの説明などは手続き等、めんどうなことが多いですが頑張って作りましょう。のちのちメンテナンスもできるので、まずは掲載することが大切です。社会に向けて自分の事業を広める第一歩です。

 

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