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小学生たちの奢り奢られ

小学生の奢り奢られ。
これは難しい問題である。

子どものお金の貸し借りや奢り奢られは、
本来はしてはいけないし、
厳しく躾をされているご家庭も多くある。

「今日、お金ないねん」
「私持ってるから奢ったるわ」
「あかんねん。お金の貸し借りはあかんって言われてるねん」
「貸す言うてないやん。奢ったる言うてるねん」
「それもあかんねん。友だち同士でもそんなんしたらあかんって言われてるねん」

な子たちもいれば、

「今日、お金ないねん」
「私持ってるから奢ったるわ」
「えっ? ええのん? ありがとう!」

と言う子たちもいる。

さあ、どっちが良いのでしょうか?

お金の貸し借りや奢り奢られがあかん子たちは、
しっかり教育を受けていて素晴らしいと思う。

かと言って、奢ったりする子は悪い子なのだろうか?

子どもたちの奢り奢られをよーく観察していると、
お金のあまり持ってない子に奢っており、
それもさりげなくスマートな友だち思いの奢り方をしている。
これって、ほんまの友だちってやつやん!
なんて思わされるシーンもあったりする。

どちらが良いとかは難しい問題だし、
決めることもない問題かもしれないけれど、
言えることは、
子どもは親の言うことを聞くし、
親が作った家庭環境によってお金に対する考え方は決まるということ。

まずは親がしっかりしないとね。

こんな子どもたちが増えたら、
世界から戦争なんて無くなるのになあって思った。

(らおばん)

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古本喫茶店主らおばん
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