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あなたの推しをつくる。企業がはじめるオウンドメディア

あなたには、推している対象はいますか?その対象は何ですか。
個人ですか?それとも、モノだったり、場所だったり、はたまた、サービスだったり、人によってさまざまな推しの対象があるかと思います。

そして、あなたが推している理由はなんでしょう?
親近感を覚えて応援したい、自分の心を惹きつけるポイントがある、昔体験したノスタルジックな感情をくすぐる何かがある・・など、さまざまなきっかけがあると思いますが、あなたが推すことで、その対象が“もっとよくなる”ことを期待して、応援したい気持ちがあるのではないでしょうか?

企業が自社のことを発信していく際には、立場を逆転させて、自分たちのサービスがどうすれば「推されるか」を考えると良いかもしれません。
サービスや自社の魅力を発信したい気持ちをグッと堪え、「この内容は、推される内容か?」を今一度考える、ということです。

この記事では、企業がオウンドメディアを立ち上げ情報発信を始める際に、意識したいポイントをまとめます。そんなのわかっているよ!という内容や、そんなの理想論で現場じゃ無理!と思われる内容もあるかもしれませんが、最後まで読んでもらえると嬉しいです。

*推しとは:自身がファンであると同時に、周囲にまで勧めたい事象を指す言葉


そもそも・・オウンドメディアって?

オウンドメディアとは、企業が独自に運用するメディアのことです。
自社や自社サービスの発信を目的に運用することが多く、ウェブサイトや自社ブログが一般的ですが、広義ではパンフレットや広報誌も「オウンドメディア」に位置付けられます。
※費用を払って広告掲載をする従来型の「ペイドメディア」、SNSなどユーザーと双方向でやりとりをし信用を獲得するための「アーンドメディア」と合わせ、企業のマーケティングの核となるトリプルメディアのひとつと言われます。私たちは、SNSもオウンドメディアのひとつと位置付けます。

オウンドメディアを運用する目的は、企業によってさまざまあると思いますが、大きくは以下の4つに分類されるかと思います。

1、ブランディング:競合との差別化、自社の強みを伝えたい
2、認知向上:新規ユーザーを獲得したい、SEOや集客効果を期待
3、売上向上:リピーター層などファンの情勢、自社の魅力を伝えたい
4、採用活動:自社にマッチする優秀な人材を獲得したい

Webマーケティングの基本として「インターネットの情報の波の中から、いかに自社にマッチするユーザーに情報を届けるか」がありますが、情報を届けるための発信ツールがオウンドメディア、ということになります。

一般論とお勉強はこれぐらいにして、本題を進めたいと思います。

じゃあ、ウチはなんのために情報発信するの?

先ほど、オウンドメディアを運用する目的を4つに分類しましたが、シンプルに考えると以下の2つに集約されるのではと思います。
1、目的を達成するためのユーザーを集客すること
2、目的のユーザーにコンバージョン(目的の達成)を起こさせること

たとえば、こだわりのりんごを販売する農家さんがオウンドメディアを使って情報発信する場合を想定してみます。
「りんごの売上を上げたい」「レストランなどと提携したい(新規営業先の獲得)」「自社りんごの六次化商品を開発する研究者を採用したい」など、さまざまな対象に対して、さまざまなメッセージで自社の情報を届けたいかもしれません。

たとえば売上をUPしたい場合、
1、ユーザーの集客:新規ユーザーへのリーチ、既存ユーザーへの意欲醸成
2、コンバージョン:購入
になりますし、

採用を加速させたい場合、
1、ユーザーの集客:対象のスキル保持者へリーチ
2、コンバージョン:エントリー
になります。

どんな目的にしても、シンプルに考えると1、ユーザーを集客し、2、行動を起こさせるための情報発信に集約されるはずです。
そうなってくると、誰に情報を届け、どんな行動を起こさせたいかを明確にすることが、オウンドメディアの方向性を決める上で大事になってきそうですね(当たり前ですが)。

でも、私たちが支援したい方向性は、もうちょっと違う点にもあります。

オウンドメディアで推しをつくる

私たちは、企業が新たにオウンドメディアを始める際には、まずは推される状態をつくることが大事であると考えます。まずは、「推し」になってくれるユーザーをひとりでもつくること。
それが、御社がオウンドメディアをはじめるスタートラインであります。
(そもそも、社員やメンバーが自社サービスを「推し」てるのかどうかなど、現状を把握することが大事です!)

私たちがお手伝いできるのは、ものすごーく平たくいうと、

御社の中に落ちている(社員じゃ気づかない)ネタを、コンテンツ化して発信する

ことです。
推しをつくるためには、ユーザーが推してくれそうなポイントを見つけて、発信することが大事です。
そのためには、“自社や自社サービスを客観的にみること”“一般ユーザーが興味を持つネタを見つけること”“それを「推せる!」という形にして発信すること”が必要です。

当社・洒落では、客観的に企業を見て、推せるポイントを探してコンテンツ案を考えるお手伝いをしています。

あなたが推すアイドルも、成長過程を応援する気持ちがあるのではないでしょうか。
完成された“商品”をきれいに見せていくのではなく、その成長過程や人間味を見せていくことで、本質的に応援してくれるユーザー(=推し)をつかむことができます。

オウンドメディアで企業の一速ギアをあげる

そして、私たちはオウンドメディアで「一速ギア」を上げる運用を行いたいと考えています。
コーポレートサイトに情報を載せる「お知らせ」や、メディアに情報を流すための「プレスリリース配信」と異なり、“情報”に意思や熱をこめて発信をすることで、ユーザーの心は動かせます。

企業が、オウンドメディアをつかって一速ギアをあげるには、“単なる情報”にどれだけ思いを載せるかが非常に大切であり、そのお手伝いをしたいと考えています。

SNSでユーザー同士が交流し、クチコミが力をもち、企業発で流行を作るのが難しい時代です。
オウンドメディアでは、あなたが狙いたいユーザーに「これが自分へのメッセージだ」と気づかせ、行動を起こさせる発信をすることが、ネットで情報を獲得する時代にはとても大事だと考えます。
広告は、“認知拡大”の手段としては有効ですが、その後の行動を動かすストーリーづくりができていないと、オウンドメディアの目的である「コンバージョン」までたどりつきません。

御社がもつ思いや、サービスで実現したい未来を共有してもらいながら、ユーザーの心の琴線に引っ掛かりを残すコンテンツづくりと情報発信を行います。

洒落にオウンドメディアの立ち上げ・運用を依頼するには

当社・洒落では、新たにオウンドメディアを始めたいという企業の方や、すでに運用しているが効果が出づらくて困っているという方、またはそもそもオウンドメディアをスタートすべきか迷っているという方まで、“ユーザーに自社の情報を届ける”“ユーザーを動かす”ことに困っている方の相談を受け付けています。

相談から実施までの流れは以下の通りです。

1、お打ち合わせ:まずは相互理解を兼ね、お互いの事業内容を紹介し合いましょう
2、現状分析:現状の課題どんな情報発信施策を行っているのかを共有いただき、分析
3、アイデア出し・ブレスト:情報発信の方向性等を決めるための案出し
4、方向性の確定:ユーザーへの見せ方やコンテンツ案を決めていきます
5、運用開始:伴走するかたちで運用を行います(いずれ自社内で運用ができる状態へ)

基本的には、オウンドメディアは外部に全てを委託するのではなく、運用が軌道に乗ってきたら自社である程度完結する仕組みをつくることが望ましいと考えています。
そのため、最初の立ち上げや推しの第一層をつくるところまでを集中的に支援をし、その後についてはどのように運用するかを相談の上、決めさせていただきます。

もし、ここまでの記事を読んで「ちょっと話を聞いてみたい」「ちょっと相談しててみたい」など興味を持っていただけた方がいらっしゃれば、こちらからご連絡ください!(相談は無料です!)

一社でも多くの「一速ギアを上げる」取り組みに触れられることを、楽しみにしています!

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株式会社洒落
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