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私立恵比寿中学、ドキュメンタリー映画3作に記録されたタフでポップな歴史[補足版]
Real Soundに7回目の記事を寄稿しました。現在、YouTube上で期間限定公開中の私立恵比寿中学を捉えたドキュメンタリー映画3作に関してのレコメンド記事。良い意味でエビ中ファミリーに向けられたコアな作品であるため、基本情報などを諸々すっ飛ばした編集がされており、初めてエビ中を観る人は「今流れてるのはどういうくだり?」ってなっちゃうはず。なので、ある程度は状況を把握してもらえるよう、副読テキストな意味で書きました。
内容自体は実際に観てもらいたいし、ネタバレしまくるわけにはいかないので、大筋をなぞるようなざっくりした文章になったのは少し後悔が。本来であれば、「サーモン事件」で1000文字書けますからねぇ!。なのでこの記事では3作それぞれの、ここも重要だ、的なシーンについて少しだけ触れたい
https://www.youtube.com/watch?v=-V-futgScT8&t=2860s
(なぜかこれだけ埋め込み表示されない、、)
1作目「EVERYTHING POINT -Limited Edition-」だと、松野莉奈と安本彩花がずっと変なおじさんダンスをかまし合ってる練習風景と、サーモン事件の終盤にてあんまり興味なさそうな松野莉奈の表情と、「夏だぜジョニー」初披露時のミーティングの終わりになぜか泣き出す松野莉奈が見どころです。
2作目「EVERYTHING POINT -Other Edition-」だと、序盤に8分に渡って卒業とツアーへの意気込みを語る廣田あいか、校長と中山莉子がチェキを巡って小競り合いするくだり、廣田が卒業をメンバーに告げる時の他6人の表情は見どころ。この作品は全体通して、喪失を受容していく様が描かれている。
3作目「EVERUTHING POINT-a new beginning-」だと、まず語り手の意外性に不意を打たれるはず。秋田分校のライブにおいて、後輩アイドルにも腰の低い小林歌穂は絶対に見どころだし、やはりラスト5分の衝撃。あれこそがまさに私立恵比寿中学だなぁという光景であり、何ともグッとくるのだ。
ライブ映像も2018年、2019年のものが1本ずつ公開。「クリスマス大学芸会」のほうはアリーナを掌握し、演出を味方に特別なスケール感で楽曲を届けるエビ中の単独ライブの魅力が詰まってる。「MUSiCフェス」のほうは、松野莉奈のかねてからの念願であったエビ中主催のフェスが叶ったということで、エモーションが迸るスピード感溢れる1時間ちょっとで、見やすいはず。期間限定公開なのだけど、今こそエビ中へのハマリ時である、絶対に!
エビ中主演の舞台2作、小林歌穂主演のドラマもまるっとAmazon Primeで配信中。マジで映像作品として超面白い3作品なのでこういう入り口もアリ!
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