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Podcast『ポップカルチャーは裏切らない』#52.なぜ僕は海外コンテンツにハマってこれなかったのか+最初の頃に好きになった海外映画

音声配信52回目。題通りのことについて自問自答する回です。ずっと考えてきたことではあったんですが、ようやく一つの結論にまとまりました。日本のコンテンツ好きすぎ野郎が過去を振り返りながら根っこを知る旅です。

併せて、2,3年前に海外映画を観始めた頃にこれはスキだ!となった作品をいくつか紹介します。こういう入り口からちょっとずつ広がっていった感じ。


エターナル・サンシャイン

配信の中でも言ってますが、意識的に見た初めての海外映画。アジカンの同名曲の意味を知りたくて観たけど、その構成と物語の運びに爆泣きした。


インターステラー

クリストファー・ノーランは割とすぐにハマった。その中でもこれはどすごいスケールとエモーショナルさを兼ね備えた超次元的な作劇に惹かれた。


ウォールフラワー


ナードマグネット「Mixtape」の基になったと知り観た作品。青春映画として、はみ出しものを描いた作品としてこれ以上ないくらいの強度。We Are Infinite.


クラウド アトラス

ベボベの小出氏がどこかしらでレコメンドしていてあらすじを読んでずっと気になってた。壮大な時間の流れと、それを束ねるアイデア、これぞ大作!という。


リトルミスサンシャイン

東京カランコロンの同名楽曲が大好きで観た。未だに海外のコメディは得意でないのも多いけど、この作品は根っこに訴えかけるペーソスとユーモアがある。


聖なる鹿殺し

「ロブスター」とかはよく分からなかったのだけど、これはめちゃくちゃ好きだった。あまりにも不気味すぎるし、陰惨さに打ちのめされる。バリーコーガン最高。


遊星からの物体X

やはり名作と呼ばれるものは観ないと!というタームの中でぶっ飛ばされた1作。めくるめく展開の巧さと極限状態サスペンスの掛け合わせ、上質すぎる。


哭声 コクソン

國村隼さんが出てるという惹きだけで見たら凄く面白くて、その後で韓国サスペンスにハマる入り口となった。宗教ベースの物語ながら緻密な幻想ミステリ。


母なる証明

ポン・ジュノ監督作品はどういう題材も普遍性とエンタメ性が高い。こんな殺伐とした作品も、暗い、重たいでは割り切れない感情に。ラストカットが奇妙で好き。


キャビン

最後は変わったものを。妻が薦めてくれて知ったハイカロリーなスリラー映画。溢れ出るB級感も、そういうことか!となる仕組み。クリヘムはやっぱカッケー。

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