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舞台作品の感想

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演劇だけでなく、お笑いライブの感想など
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#コント

ラブレターズ、愛は光/『キングオブコント2024』

キングオブコント2024、優勝となったラブレターズのネタは素晴らしかった。バリカンのジュビロ…

月の人
4か月前
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そこにないものを探す~男性ブランコ「嗚呼、けろけろ」/「マヂカルラブリーno寄席」

男性ブランコが国立科学博物館を会場にして繰り広げたコントライブ「嗚呼、けろけろ」を観た。…

月の人
1年前
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男性ブランコ『やってみたいことがあるのだけれど』とスピッツ『ひみつスタジオ』

男性ブランコのコントライブ『やってみたいことがあるのだけれど』を配信で観た。繊細な詩情に…

月の人
1年前
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小林賢太郎『回廊』/繰り返せど繰り返す繰り返し

2020年にステージパフォーマーとして引退して以降、作・演出としても劇場での新作公演を行って…

月の人
1年前
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最近配信で観たお笑い(浦井が一人と「話」が三つ/ダウ90000ドキュメンタリー「耳をか…

11.19 浦井が一人と「話」が三つ(アーカイブ11.26まで) 昨年に続いて行われた、男性ブランコ…

月の人
2年前
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2022.11.16 MOROHA × 蛙亭、挫け昂るということ

MOROHAがお笑いコンビを迎えて敢行している全国ツアー。名古屋ReNY Limitedのゲストは蛙亭。…

月の人
2年前
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お笑いブームの極致にて~2012 to 2022

2022年10月22日、ウインクあいちで「天高く馬肥ゆる東名阪漫才興行」の名古屋公演を観た。カナメストーン、真空ジェシカ、ママタルトの3組による漫才ツアーで6月以来の開催となる。M-1グランプリ2022を控えたこの10月。じっくりとネタを仕上げつつある過程を垣間見れる貴重な機会であった。 ママタルトは今年、決勝をキメに来た覚悟を感じた。ありネタを磨きあげる段階。更に驚くべきは真空ジェシカまでもがカッチリとした4分間を作り上げていたこと。仲良し友達ライブだからどんだけふざけに

Aマッソ 第9回単独ライブ『与、坐さうず』@愛知県芸術劇場小ホール

生では初めて観るAマッソの単独ライブ。名古屋での単独は初めてとのことだが330席は満席。客層…

月の人
2年前
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メンタルヘルスとポップカルチャー〜『2700八十島のメンタルの話』で考えるお笑いと精…

2700八十島のメンタルの話7/19によしもと幕張イオンモール劇場で行われた『2700八十島のメンタ…

月の人
2年前
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7月の配信お笑いコンテンツを観た(ダウ90000/トゲアリトゲナシトゲトゲ ON STAGE/野澤…

ダウ90000単独ライブ「10000」(アーカイブ7/23まで) ダウ90000がネタのみを披露するコント単…

月の人
2年前
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オンラインで演劇を観た⑧(男性ブランコのコントライブ/ロロ「ロマンティックコメディ…

男性ブランコのコントライブ 男性ブランコのコントライブが2月から毎月開催されていて、その…

月の人
2年前
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2022年4月の色々(やがて海へと届く/DYGL×ミツメ/浪漫革命×MONO NO AWARE/#ケープロ…

やがて海へと届く 先行上映会で観た。誰かの全てを思い知ることなんてできないけれど、それで…

月の人
2年前
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ダウンタウンの漫才と空気階段の単独

4/3に「ダウンタウンの漫才の最新作」がなんばグランド花月で上演されていたので配信を購入し…

月の人
2年前
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最近の長久允作品を観た(KID FRESINO+Aマッソ「QO」/森田剛「DEATH DAYS」)

「ウィーアーリトルゾンビーズ」や「そうして私たちはプールに金魚を、」で知られる長久允監督。とても好きな映像作家なのだけど、最近また活動が活発化しているので今ネット上で観れる新作2本についての感想を書いた。 KID FRESINO+Aマッソ「QO」(アーカイブ3/12まで) 異色の組み合わせによる東京、大阪、福岡の三都市ツアー、東京公演の配信版。基本的にはAマッソのコントとKID FRESINOのバンドセットでのライブを交互に見せるという構成なのだが、その境界が少しずつ融和