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舞台作品の感想

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演劇だけでなく、お笑いライブの感想など
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#芸人

超幻想の果て、令和ロマン/『M-1グランプリ2024』

お笑いに取り憑かれた悪魔がお笑いの力で天使へと舞い還っていく。そんな神話のような物語すら…

月の人
2か月前
40

街裏ぴんく/虚構の身体性

街裏ぴんくがR-1グランプリを獲ったという嘘のような本当の報せにとてつもなく心が踊った。そ…

月の人
11か月前
13

令和ロマン、爆発の夜を終え

あれはそう、とても暑かった日。三密回避でステイホームな日々が続いたコロナ初年、夏にオープ…

月の人
1年前
34

令和ロマンとウエストランド、反芻に耐える疾走感

M-1ファイナリストと敗者復活戦進出者が全国をサーキットする『M-1ツアースペシャル』。毎年恒…

月の人
2年前
32

お笑いブームの極致にて~2012 to 2022

2022年10月22日、ウインクあいちで「天高く馬肥ゆる東名阪漫才興行」の名古屋公演を観た。カナ…

月の人
2年前
18

ダウンタウンの漫才と空気階段の単独

4/3に「ダウンタウンの漫才の最新作」がなんばグランド花月で上演されていたので配信を購入し…

月の人
2年前
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オンラインで単独ライブを観た(ラブレターズ/Aマッソ)

ラブレターズ 単独ライブ 『勝たせてもらいますね』と言った途端、逆転された 2年ぶりの単独ライブ。ダウ90000の蓮見翔が脚本を提供しているという情報を聞き、ダウ熱の高まりに伴ってこちらを購入。溜口佑太朗が小室圭に似ているという、絶対に今イジりたいのに絶対にイジれない要素を抱えたラブレターズ、ネタの仕上がりは流石だった。ボケとツッコミも特に決めない第6世代コント師らしい自由なフォーマットを基盤に、特定のツボをつつき続けるというよりは色んなタイプの笑いを次々繰り出していた。何

オンラインで演劇を観た⑤(劇団かもめんたる/シソンヌ)

7.10~ 劇団かもめんたる第11回公演「ソルティーなんとかメモリー」(8/1まで) 2013年キング…

月の人
3年前
6

2021.07.07 第二十三回 東京03単独公演「ヤな因果」@福岡国際会議場

東京03、2年ぶりの全国巡業。コントの単独ライブで全国を廻ってくれるなんて彼らくらいしか毎…

月の人
3年前
6

2月の色々(M-1ツアー/凛として時雨/モンティ・パイソンのSPAMALOT/DENIMS×ドミコ)

2.7 M-1ツアースペシャル2021@福岡サンパレス(第2部) ①タイムキーパー「幼稚園の先生」 ②滝…

月の人
4年前
3

2021年1月の色々(さらば青春の光/佐々木亮介/ボンドバ/ミニチュアライフ展)

トップ写真は「#読書の秋2020」の集英社賞の贈呈品として頂いた伊坂幸太郎先生直筆のサインで…

月の人
4年前
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1月に観た舞台(神の子/ キレイ/うるう)

今月はスタンディングのライブはナンバーガール以外見ず、週末はほぼ観劇だったのでまとめて感…

月の人
5年前
3

2019年下半期の舞台

2019年、本格的になった舞台観劇およびお笑いライブ鑑賞。2020年1月の外出予定はほぼ舞台だっ…

月の人
5年前
7

2019.10.14 さらば青春の光『ステゴロ』福岡編 レソラNTT夢天神ホール

このトップ写真、西陽の光と、ルイヴィトンのロゴと、前を歩く親子のバックショットで、なんとも麗しい構図になってるのだけど、これはさらば青春の光のライブ会場の手前で撮ったものである。今日はこれほど気品溢れる建物の最上階で、さらばによるハイエナジーでハイカロリーな、ワーキャーファン不在のゴリゴリのお笑いライブが繰り広げられていたのだ。様々なものが隣り合わせにあるというのが世界の常であるという実感をまざまざと。 ステゴロは、簡素なセットで新旧の傑作ネタやるラフな企画で。次のネタ