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【姿勢評価と分析〜なぜ姿勢は乱れるのか?〜スライド94 大腿骨の評価】

Shape-labで開催している「姿勢評価と分析〜なぜ姿勢は乱れるのか?」セミナーのスライドに解説文を加え、ご紹介しています。

スライド94

□スライド94

【大腿骨の評価】

大腿骨の基準は、内側果と外側果を結んだラインが正面を向く(後方から観察をして正面を向くということ)

①つ目のやり方
膝裏のシワのあたりに指の腹をあてます。
*肘は窪んでいるので指全体をあてることができましたが、膝裏は出っ張っているので、指全体をあてることはできません。

指の傾きを後方から観察し評価をします。
指の先端が手前にあれば大腿骨内旋、指の根本が手前にあれば大腿骨外旋となります。

*指をおく際のポイント
膝裏の組織が均一に圧迫されるよう指をあてます。
指を当てた際に、外側・内側を圧迫している場合は指の先端もしくは指の根本が大腿骨が離れた位置となります。

②つ目のやり方
大腿骨の内側上顆と外側上顆を探します。
右手と左手両方の指の先端で、内側上顆と外側上顆をさわります。
指の先端が一直線上になるように、指の位置を調整します。
その際、大腿骨の位置を確認し評価をします。

「大腿骨内旋位で予想される問題点」
①大腿骨内旋位では、臀筋群の筋の長さが長くなります。長くなることで出力が下がり臀筋が下がってしまいます。
見た目は、お尻が下がっているように見えます。

②大腿骨内旋位では、外側広筋が正面を向く姿勢となります。
その姿勢で歩行を繰り返すと、外側広筋が肥大し、足が太くなってしまう可能性があります。

「大腿骨外旋位で予想される問題点」
・大腿骨外旋位で歩行をすると、踵の外側から拇指球への荷重が強調されるポジションとなり、足部のアーチが低下する可能性が高まります。

【実践】

①内側顆と外側顆の位置を確認する
②内側果と外側果を結ぶラインが、どうなっているか評価する
・指の腹をあてて評価をする
・指の先端を使い評価をする

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