サンスクリット事典/ビーマ
パーンドゥとクンティーの息子(次男)
[bhīma, भीम]
正式名はビーマセーナ
ヴァーユ(風の神)の子 パウンドラ(ほら貝)を持つ
呼び名:ヴルコーダラ(狼のお腹を持つ者)
ドゥルヨーダナによって毒を盛られ、毒蛇の住む川へ投げ込まれたが、無事生還する。その際にナーガ(蛇)のヴァースキーから1杯で象1000頭分の力が手に入る霊薬を8杯飲みほした。
人間を襲いに来た妖怪ヒディンビーはビーマに惚れてしまい、躊躇する。それに怒った彼女の兄ヒディンバーを殺し、彼女と結婚する。ヒディンビーとの間に息子ガトートカチャが生まれる。
得意武器は鎚矛。木を引っこ抜いて振り回すことも多い。
同じ日に生まれたドゥルヨーダナからは一番のライバルとみなされている。