新しい入り口に立った人
子供の頃から食道が細く、ポップコーンが
「えへんえへん」となるから食べられません。
弱々エピソードなんぼでもあります、
胃腸が弱い主婦の、毎日食べる日記です。
みなさん、体調はいかがですか?
4ヶ月くらい前のことです。
私が note を始めたとき、
初めてスキ押ししてくださった方は
競馬好きの男性クリエイターさんでした。
それからは、私のところには
競馬好きクリエイターさんの集団が次々に
来てくださいました。
こちらからもお邪魔して記事を拝見しましたが
競馬予想の内容が専門的過ぎて
さっぱり分かりませんでした。猫に小判です。
その後は、海外在住の方の集団です。
うっかり懐かしい和食に釣られてしまったのか、
海外のシェフや料理人をされてる方などの訪問が
しばらく続き、
それから本格的な筋金入りのキャンパーさん方が
順番に少しずつ覗きに来てくださいました。
キャンプをする方は、とにかく渋い。
そして筋トレマッチョさんの軍団がやって来て、
マラソンランナーさんたちが続いて走って来られ
まして。
いや、別に走って来られたわけじゃないでしょう
けど、私の noteに来てくださったんですね。
どうして競馬
あらまた、どうして次々と…
勝負師は和食が好きなのかしら…
私はSNSに疎いし、ブログ自体まったく初めてだ
ったので、今じゃバカだなと思いますけど
ある分野の方たちが固まってやってくるような
そんな現象が、不思議で不思議で仕方なかったん
ですね。
それに全員、見事に男性。
主婦が1人もいないという。
急にワープして、新しい入り口に立ってしまった。
そんな感じです。←勘違い
いや…そうじゃなくて、理由は単純。
最初に来てくださった競馬好きクリエイターさん
には、沢山のフォロワーさんがついていました。
その流れで、覗いてくださったんです。
まさに競馬友だちの輪。
いろんな世界にいる方たちの流れで
筋トレしてます、
趣味で走ってます、
という方に訪問いただいて
私の人生の中にはなかったタイプの出会いが
ありました。
自分は体が弱々で、全然ストイックじゃないのに
がっつり走っているnoterさんや
筋トレをかかさないnoterさんとの出会いも
まあ不思議すぎて。
それが noteを始めた頃の自分の、
初めてのSNS体験なんです。
虚弱体質の主婦が枯れた昼ごはんをアップしたら
マッチョ系の方がもれなく付いてきた、
というようなことですから。
本当にびっくりしました。
身体を動かす方たちは、たんぱく質に、粗食も
取り入れていらっしゃるのかなと思いました。
現在は他に色んな分野の方や、
可愛い女性ランナーさんも覗いてくださいます。
全体的に女性にも立ち寄ってもらえるようになり
ました。はい、やっと女性が。新鮮です。
地味な和食画像を上げていますから、
寄ってくださる方は、渋好みですね。
私が和食をアップし続けて良かったなと思うのは
なにかしら体質や減量などで制限があったり、
健康に気をつけている方や
気持ちの上でほっとしたい方が
「やはり、和食はいいなぁ」と
チョイスして下さる、というところなんです。
毎日ご飯は作るし
ご飯ネタは尽きることがないので
勝手自由に書いています。
一方、病気で色々なものを食べられない方や、
子供さんに糖質制限があって自由には作ってあげ
られないお母さんがいるんですね。
みなさん食事に悩んでおられます。そして、
料理するお母さん方が、かなり辛抱強い。
私が当たり前に作っているものが『食べてはいけ
ないもの』だったりする訳です。
生きていくのは、本当に大変です。
noteは自分に、様々な人を教えてくれました。
お粥の純白
おにぎりの純朴
洋食や中華、色んな海外の料理も美味しいですし
たんぱく質など栄養も考えなければいけませんが
日頃のベースになる食事は、
もう少しだけ粗食でもいいんじゃないかと、
私は考えているんですね。
和食は難しいって言われますけども、
どんな種類の料理もそうでしょうが
和食でも、難易度なんてピンキリなのです。
古いしきたりの日本料理を習ったからといっても
私が家庭で作るごはんは、簡単なものばかり。
毎日手の込んだものなんか、やってられるかーい
という気持ちです。
お料理で百戦錬磨の主婦の方は
相当ノウハウをお持ちでしょうし、
私はまだまだ料理の上で
知らないことが多いのです。
家人や姉から長年しつこくSNSを勧められても
いつまでも頑固に動かずにいました。
私は本来、ワーカホリック気味でして、
ブログをする気持ちがありませんでした。
自分がブログを…と想像できなかったんですね。
女でも生涯現役で仕事がしたい、と
若い頃から考えていて、仕事人間だったので
特に家人からは心配されたのでしょう。
そして自分は、料理好きか、と言われれば
ちょっと違う。
半ば仕方ないからやっています。
私は女性ですが、嫁がほしいくらいです。
料理は嫌いではないんですが
正直、好きというほどでもない。
だからこそ、なんとか出来ています。
毎回、ショボいおかずをアップしています。
たぶん、料理をやる人は
私のような人が多いんじゃないかと思っています。
食べることが楽しみ、という家族がいて
自分はたくさんは食べられないけど、
ちょっとでもいいから美味しいものが食べたい
と思っているので、作るしかないと。
それと、生きるためにですね。
そして文章を書くのが好きか、と聞かれると
そうでもない。
圧倒的に、読む方が好きですね。
私は普通に就職しましたので、
かつて懐石料理の店で長年アルバイトしていた
ことも遠い記憶となって、忘れていました。
noteを始めて、思い出したくらいです。
子供の頃から料理していたことすら、意識には
ありませんでした。
毎日のごはんを用意するのは、当たり前と言われ
ればそうなんですが、わりと精一杯。
仕事ばかりにのめり込んでいた頃は
家族には、なんとかして作っていても
自分自身の食事なんて、疎かにしていました。
だから、お粥や、おにぎりには
ずいぶん助けてもらいました。
食欲がないとき、お米なら食べる気になるんです。
先月、縁あって関わった仕事で
満を持して起業する人物とコンタクトを取る機会
があり、その人は私と年齢の近い女性でした。
本来なら、私が受ける内容の仕事ではないけど
「あ、それなら私できる」と思い
「もし、お嫌じゃなければ、お手伝いしますよ」
という流れになりました。
あんなコロナ渦で、大変なスタートを切るのです
から、重要な仕事なんですよね。
当然ながらリスクもあります。
しかし下積みが長く非常に優秀な人ですから
事業は時間をかけて、細く長く成長されると思い
ます。
実力というのは、必ず現れるものと
信じているんですね、私は。
その人は、派手なスタートではなく、
あえて地道なスタートを選ばれました。
『努力の全て』は、残念ながら報われないもので
その代わりと言うのもアレなんですけれども、
『あとあと収穫される類いの努力』というものが
少しだけあります。
腐らず無理せず、気長に積み上げてきたものですね。マラソンのようにです。
気がついたらモノにしていた、という地味なもの
です。決して人からは見えないですが、
これは、とても大事なものなんです。
お粥やおにぎりのように地味だけど。
今は、他に美味しいものがいっぱいあるから、
お粥の美味しさを忘れるんですよね。
実力は、急成長に増やすものだけではないし
時間がかかる方が、良いこともあります。
沢山の悪意で溢れている世の中ですが
やっぱり単純に考えて、自分ができる範囲でなら
良いことには協力したいし、一緒に頑張るという
のは貴重な経験になります。
私もある程度の年齢になったので、ようやく
それができるようになりました。
私は上の世代の人から、たくさんtakeしました。
わずかながら今度は自分がgiveをする年齢になり
ました。
今回は専門から少しだけ外れた業務だったため
報酬いりません、今後も無料で全力バックアップ
致します、いつでもご相談を
と伝えると、後日
宮城県石巻の新米ササニシキと
福岡県産の野菜の詰め合わせを送って下さいました。
野菜がすごく高い時期なのに。
また立派なお野菜で。ありがたいです。
この方は個人的に毎月、子供さんのいるシングル
マザーを支援していました。
生活に困ったご家庭の、
『子供さんのごはんと栄養だけは絶対確保する』
という取り組みを地味にやっておられるんですね。
女性は社会に進出している、というけれど
まだまだです。全然、まだまだなんです。
やりたいと思っても、難しい。
「自分なんて能力がないから」なんて思わないで
女性も世に出ても構わない、というところから
始めなければいけない、この現実。
どんだけ日本、遅れてるねん!
盛り上がってほしいですね、女性たちにも。
私もうんうん唸りながら頑張ってます。
経験豊かな女性たちには、皆を引っ張っていって
ほしい、と切に願っています。
そんな頑張る女性と、noteの上でも繋がることが
できました。
糖質制限の食事を辛抱強く、毎日毎日作っている
お母さんは、もの凄い能力です。
自分はただの主婦、というけれど。
これできませんよ。
誰にでも出来ることじゃありません、決して。
今回送ってくださったお米。
新米ササニシキは、石巻産がお勧めとのことで
びっくりするくらいに美味しいです、と。
心のこもった純白のプレゼントでした。
新米の季節ですね。
白いごはんや、塩おにぎり、
お粥を作るのがとても楽しみです。
そこを引いてもいい、という
根強い感覚
料理の上で、私の中では
ある場面で『あまりに完璧な味つけにしない』
ということを守っているんです。
日本の和食の一品一品は、小さな料理ですから
食事全体からすれば、ある意味、寄せ集め的です。
和食は「お膳立て」するものなんですね。
小さい料理を準備する時に
お膳に乗せて運ぶと効率がいいことから、
「お膳立て」が「準備しておくこと」を意味する
ようになりました。
本来『お膳立て』は、良い意味の言葉でして、
政治家が悪いことをするときに使うための言葉
という訳じゃありませんよ。
(お若い皆さん、
たまには良い意味のときにも使ってやって!)
お膳立てをする。
これは和食が持つ『下ごしらえや、仕込みが大事』
という基本概念と共通です。
私が常日頃から、仕込み、仕込み、と言っている
アレのことです。
忙しい人ほど、仕込みをしてほしい。
和食は、お膳立てして、前もって仕込むものなん
ですね。だから、あまり難しくは考えないで、
そういうもんだと思って仕込むことにしています。
私が守っている、
『あまりに完璧な味つけにしない』という場面
には3つの意味があります。
・「仕込み」では完成形の味つけはしない。
余計な水分が出てしまったり、身崩れしないよう
にするためです。塩分は水分を排出しますから。
・和食は「小さな料理」がいくつか合わさって
一つのお膳が成り立っているので、
一品一品の味つけは少し物足りないくらいの
シンプルさが良い。全体のバランスの方が大事です。
・なにか一品を作るときに、そこに「添え物」を
合わせるときがあります。
これを『付け合わせ』と言いますが、あくまで
主役の食材を引き立たせるための物なので
『付け合わせ』自体に完璧な味つけはしない。
せいぜい最後にうっすらと塩を振るくらいです。
香りや食感をプラスする物だと考えれば、
分かりやすいです。
日本人の「曖昧さ」は食事にも表れているんじゃ
ないかと思います。
ひとつひとつに、ギラギラした個性はないけど
どっちつかずの境界線を楽しむ美意識というの
でしょうかね。
キッチリしているようで、してないような。
漂うような。
要は、不完全なんです。
マックス100%もいいんですが
常にフル充電も熱を帯びますからね。
「あー、そこは引いてもいい!」と思うことが
よくあります。
もっともっと引いても良いのでは?と。
完璧にはするな、というのとは少し違うんです。
もっと自然にいけ、ゆっくりと増やせ、
フォロワー数は気にしないで!とか。
スキ数がなんだ!とか。
あ、ちょっと話題がずれました。
お若い方たちのnote記事を楽しく拝見しているん
ですが、とにかくフォロワー数気にされてます。
スキ数に一喜一憂されています。
全員じゃないでしょうけれど。
最近、仲良しnoterさんともコメントで話をするの
ですけど、割と数を気する方が多いという話題。
なるほど、なるほど、と共感したんです。
努力家さんほど、達成意欲が湧きますでしょうし。
ある程度ニッチな話題やキーワードを盛り込めば
時間が経つほどフォロワーさんは勝手に増えるで
しょう。
でも他には増やすことを目的としていない人も
たくさんいますね。色々です。
私の大好きなnoterさんたちは、
だいたい数は気にしておられない傾向があります。
フォロワー数や、スキ数では
記事の良さは計れないんですよね。
私はnoteを始めて4ヶ月くらいなんですが
最初の頃「素晴らしいなあ」と思う記事は、
たいていスキ数など控えめな人でした。
フォロワー数が多い方とも繋がっていますが
まあ、皆さん様々。
良い記事には、スキ数は多いも少ないも関係ない
んですよね。良い記事があちこち溢れています。
読む側の完全なる好みもありますし。
数は全く関係ないと、ここは断言します。
私は一方的にフォローします。
フォロー返しをしてほしい、とは思ったことが
ないのです。
だって、どちらかがフォローしていれば
どちらからでも行き来できますし、
私がフォローした方のコミュニティを覗くことも
可能で、好きな記事にスキ押しが出来ています。
私はかなり目が悪いので、
いっぱいフォローすると、スクロールしていても
どこを見てるのか分からなくなってしまうんです
ね。視力が限界なんです。
とにかくSNSというものが苦手。
だから、失礼ながらフォロー返しもせずに、
自分のフォロワーさんの記事には、しょっちゅう
遊びに行くのです。
それから、横繋がりを頼って、コミュニティ別に
把握しているんです。
私が頭の中で勝手に『○○さんコミュニティ』
とか決めて、緩やかにですがグループで把握する
ようにしています。
私みたいな使い方の人間にとっては、
フォローしている方をグループ分けできるような
そういう機能を作ってもらえると
非常に助かるんですけど。
それだったら、たくさんのnoterさんをフォローし
ても見やすくできそうです。
フォローを増やせば、時間的に読みたくても
読めないジレンマもあります。
グループ分けができたら、その人たちの顔が見え
るような気がして。
あと『太郎』とか『次郎』みたいなクリエイター
名の方なら覚えやすいけど、記号みたいな名前の
方がなかなか覚えられず…苦しんでおります。
(…次郎さんている?)
アナログ人間で申し訳ないです。
対象の人の顔が想像できる間は、血が通う。
広がりすぎれば遠くなる。
広がれば、必ず薄まります。
SNSの一つの宿命ですね。難しいところです。
皆さんは、どう思われますか?
今後の note の新機能に期待したいところです。
そういうわけで。
そういうわけで
承認欲求、という言葉は耳にしてはいましたが
こういうことか、と知りました。
フォローを外されたとか
フォローを返してくれないとか
あまり気にすることはないんじゃないかな、と
私は思ってしまうんです。
本屋さんで、好きな本を手に取るんだけど、
今はこの本が好きだな、とか
今度はアレも手にしてみよう、とか
本を買うときに色々考えますね。
そこで、相手に悪いからこの本買おうとか
思わなくてもいいんです。
自分の書いたものを手に取ってもらったけど、
今はまた棚に返された、となったって
それでいいんだと思います。
また買ってくれる人はいますから。
買ってくれても、読まれているとは限りません。
私は、10年以上ほったらかしの『積ん読』が
なんぼでもあります。
20年選手の『積ん読』もあります。
フォローする側にも、される側にも、
タイミングと事情があります。
お若い皆さん、
自由に書くのがnoteなので
出会いはゆっくりが理想です。
noterさんとコメントでも話してたんですが
「フォロワー数」というと、確かに
『数』ではあるんですが
生きて喜んで苦しんでいる『人間』なんで。
そう思うといいんじゃないでしょうか。
ところで、美術系のnoterさんというのは
非常に議論が盛んで、とても面白いやり取りを
しておられます。
自分の好きな分野とはまた別に、
それ以外の分野であっても、
ちょっと覗いてみると意外な発見があるかもしれ
ません。
興味があったら遠慮なくスキ押しして、
コメントで色々と聞いてみるのも良いかもしれま
せんね。
経験豊かな美術系 noterさんたちは懐も深く
アートの知識を惜しげなく与えてくれます。
私の世代は、怖い上司と飲みに行く機会が
たくさんありました。
仕事のことや、普遍的な話をたくさんしました。
今の若い方は、世代を越えた大人と深く話し合う
チャンスがなかなかありません。
noteには、素晴らしいコミュニティがあります。
好きな人には勇気を持って話しかけてみるのも
いいんじゃないでしょうか。
返事をもらえないときがあるかもしれませんが
いろいろみんな忙しいもんですから
あまり気にしないでいいと思います。
私もなかなか忙しくて、うっかり気がつかない
コメントがあったりして。慌てて返事とか。
この間なんて、あるnoterさんの記事を連続で
読んだ上でコメントしたら、一個手前の記事に
コメントしてました…。呪われるわ…。
いや、とっても優しいnoterさんなので大丈夫です。
先日、新米ササニシキと野菜を送ってくれた
起業家の女性が、こうおっしゃっていました。
独立して、一番最初に名刺を渡した人は、
「想像していなかった人物だった」とのこと。
すごく若い男性だったんですって。
第一号のお客さんは、想定外だったそうです。
この起業家さんはきっと、初心に返ったときに
それを思い出すのでしょうね。
冒頭に書いた競馬の男性クリエイターさんと
同じくらいびっくりだったんでしょう。
この女性起業家さんは、ようやくスタートを切り
新しい入り口に立ちました。
それから私に初めてコメントを下さったnoterさん
も、覚えています。
偶然、勇気を持ってコメントしてくださったんで
すが、元同業者の方でした。
今も交流させて頂いていて、たぶん、
過去に一度お会いしたかもしれないことも判明。
年を取るのも悪くありません。
時々コメント上で話をさせて頂くのですが
やっぱり良い記事書かれていて、視点が温かく
とても深い方です。
私は、数としては、そんなにコメントを残す方で
はないんですが、
わりと活発にコメント欄は活用されていますね。
その人の顔が見られるようで、
いつもこの方のコメントはツボ、というのもあり
むしろコメント欄の方が人間味があります。
noteでは、新しい入り口に立ってしまった
という経験をした方
結構多いんじゃないでしょうか。
私は、若い方の noteも好きで読みに行きます。
若い方も、経験豊かな世代の記事を見ておられる
ようですから、年齢の差もなんのその、
交流があるのは素晴らしいです。
あと「アンタの書くnote記事は長いねん!」と
毎回、家人に言われるので
この場をお借りして、謝りたいです、皆さん。
滅多にアップせぇへんくせに
だいたい長いんや、
時間が足りん足りんと自分は言うのに勝手やな!
と思われるでー、と家人。
忙しい皆さん。私はマラソンでいうなら
長距離タイプなんです。ごめんなさい。
ところで、若い皆さんは
ポップコーン食べて「えへんえへん」とならない
んでしょうね。羨ましいです。
和食は、とてもシンプルな考え方。
ごはん作りを考えるときに、
煮物
焼き物
和え物
汁物
漬け物
と考えます。
煮物か、焼き物の、どちらかを用意する。
そしてサラダのような感覚で、和え物を用意する。
平たくしてしまえば
煮物、焼き物、和え物
このうちのどれか2つで良い、
と私はいつも考えているんです。
一汁一菜でも、もちろん良いです。
一汁二菜。わが家のお昼は、これが多いです。
一汁三菜。だいぶ、贅沢です。
できるときに、材料があるときに、
余った仕込みがあるときに、
少しずつ作って『お膳立てをする』と。
半干し椎茸のダシで大根の味噌汁 + 天かす
鶏胸肉、根菜類、半干し椎茸の煮物
じゃがいもの皮のガレット
椎茸で汁物のだしを取り、その椎茸を取り出して
煮物に活用すればいいんですよ。バレないから。
じゃがいもの皮です。
焼いて塩をふり、大葉の千切りを乗せました。
まとまりやすくするため
でんぷん質を利用したいので、
皮は水にさらさないで、千切りに。
小麦粉をまんべんなく振り、ようやくまとまる
くらいの水で繋ぎ、一口サイズに分けます。
フライパンで、平たく伸ばしつつ焼くだけ。
クルミ、じゃこ、桜エビを混ぜたり、
焼き上がりに香辛料で香り付けができる。
ときどき、趣向を変えて
マフィン型の底にバターを塗り、この生地を敷き
詰めてカップ型に焼き上げます。
冷めてから
小えびとアボカドのマリネ
ゆで玉子にオイルサーディンなど入れます。
ガレットの中に詰めれば、目先が変わります。
よく洗ってから剥いたじゃがいもの皮。
捨てずに冷蔵庫へ。3日くらいは保存可。
かき揚げや、きんぴら、にんにく炒め。
ぐるぐる巻きの形のまんま、ポテトフライに。
塩を振るだけでも美味しいです。
香ばしい皮の方が人気で、すぐなくなります。
青のり、七味唐辛子、カレー粉、粉山椒などで。
皮をお使いでない方は
ぜひ、一度お試しになってみてください。