経営者が自身の傲慢さに気づく事が、なぜ会社を通した世界平和に繋がるのか〜②〜
こんにちは!金木犀の香りが漂う季節になりましたね。あの小さな花から広範囲で香りがする植物のパワーに、毎年驚かされます。
内観パラダイムシフト・コンサルタントの大髙ユキです。
経営を通して大人の再教育をしていくことによって、世界平和へと繋がります。
なぜならこれからの時代は「尊厳を称え合う仕組み」が作られた会社や地域が繁栄と真の成功してくからです。
前回は、傲慢さに気づくことは自分自身が何かに対して恐れている証。無意識の恐れを受け入れ、コントロールしていた自分自身を受け入れることが大切てす。
その答えは人それぞれ。
高い知性と純粋な心の状態であれば、その答えは見つかるもの。
前回の記事
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自分自身の恐れからコントロールしていた生き方が、傲慢であったとわかるようになると、心の底から望んでいたことが手に入らない原因がわかるんですよね。行動し在り方を変えていくと、仕事とプライベートが、心の底から望んでいた現実へとなります。
仕事で結果を出し続けることができる人が陥りやすいパターンとして、プライベートで心から望んでいたことが手に入らない。
原因は、2つの癖があります。
①無意識に、追いかけてしまっている癖
②無意識に、批判する癖
この2つは連動しています。
①満たされないから追いかける。
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②満たされてないから、人を許せないので批判する。
大企業の社長(サラリーマン社長)だったとしても、コンサルをしているとたまにこんな言葉をする方がいます。
「あの人と自分は違う!」
これはまさに批判です。他者との分断や差別を生み出すことやマウンティングすることで、自分自身の自尊心を一瞬だけ満たうと無意識にするのですが、時間がたつとまた心が満たされないので、また何かを追いかけていく。これを堂々巡りのように繰り返しているのです。
実例をご紹介しましょう。
プライベートで心から望んでいることが、「結婚をしたい」のに叶わないお二人の実例をお伝えしますね。
この在り方が、どのように経営とマネジメントに影響しているのか?、深い豊かさとはなにか?がわかるはずです。
ちなみに金とシェア拡大やステイタスが人間の価値だと信じている人には、理解できないかも。いちおうはじめに言っておきますね。
一人目。
自分自身にコンプレックスがあるのに、無駄にプライドが高い。だが現実化できる力があるので、売上は上げ続けているが、このままで大丈夫なのかという確信がなく不安。なぜなら社員たちに分断が生まれているから。
この経営者の場合は「私とあなたは違う」と何度も言います。わたしが彼女にアドバイスをしようとすると、必ず言うのです。これは自分の望むことしか聞きたくない!ということなのでしょう。いわゆる軽い脅しのようなものですが、私からするとどうでもいいことで、レールに乗った生き方しかできない人間の特徴的としてみてないから、ちゃんとアドバイスします。
このクライアントは結婚はできました。勝ち取る気質で結婚できたのです。
だが経営は相変わらず分断を生み出していたようです。社員たちの分断に悩んでいたのですが、売上を上げていかないと!という恐怖心から逃げられないと信じているのが原因にあります。それは経営者だから仕方がないと、自分に言い聞かせていたのでしょう。
彼女は内観し自分自身の傲慢さを受け入れるよりも、「負けたくない!」という気質が強いものですから勝ち取るまで頑張ります。だけど自分のために頑張れる人であって、人のために頑張れるのではありません。なぜなら自分自身の自信のなさから、売上を上げている自分自身が偉い、という虚構の自分に酔いしれているからです。
いずれ社員は離れていくでしょう。そして結婚も同じように、日常になれば相手を思いやることができないため、夫婦関係にも分断は生まれてきます。経営の在り方が如実に結婚生活へ顕現化するものですから。
彼女に関しては失礼なことをされましたので、今後の相談をお断りしました。だからその後はどうなったはわかりませんが、予測はつきます。
二人目。
いずれAIに仕事を奪われるという恐れがあり、今まで付き合ってきた方々に対して「美しい食べた方ができないから許せない」と怒っていました。女性なので怒ると理論的に責める。そして関係性は破綻する。この繰り返しを恋愛でしていました。
仕事で彼女自身が、ある部下から責められることが悩みのタネにありました。
責め方を聞いていると、人の振り見て我が振りなおせの鏡の法則が起きていたのです。自分自身を変えるチャンスが来てる!と確信をしたので、このようにアドバイスしました。
「その責め方は、彼氏たちにやっていたことと同じじゃん!それ、あなた自身の姿よ。」とアドバイスをしました。彼女はかなりショックを受けましたが、頭が良く素直な彼女は、自分自身のダサさを受け入れることをしてくれました。
わたしは「仕事は大人の遊び道具で、自分の才能は世界平和に繋がっているから、業界そのものをより良く変えることを頭に入れて仕事をしてみて」とアドバイスをしました。
彼女はAIに奪われる事よりも、業界そのものがどのように世の中に役に立ち、それは人間特有の良さを活かすことなのか?と考え、そしてプライベートでは自分の心が幸せと感じることを暮らしの中で行ってもらいました。
「自分の視点」と「思考」と「感じる力」、この3つの方向性を変えていくと、部下たちが望むことが見えてきたのです。おまけに部下たちの恐れも見えてきました。
彼女は部下たちの恐れが、幻想であると確信したものには伝えてあげたら「志が低かったです。申し訳ありませんでした」と謝ってくれたそうです。彼女は一人ひとりの望むことが会話の中にあり、エネルギーで本心も感じられるようになったので、その人そのものを活かしていくマネジメントができるようになりました。
すると効率と売上は格段と上がりました。なぜなら部下たちは惰性や恐れではなく、自分自身の望みは仕事で奪われない!と確信をしているため、自主的に発言と行動するようになったからです。
もし彼女が数字を見ていたら、このような結果にはならなかったはず。
リーダーが恐れを抱いて、今までのやり方で人も自分もコントロールして分断を生み出していたでしょう。
マネジメントを通して、彼女は「人は真の喜びの中で成長する」という認識になりました。そして「共に成長する喜び」を仕事を通して知り、心も物質的にも豊かになったときに理想的な男性と出会い結婚をしました。
ダサい自分自身を受け入れたので、今度は結婚生活で応用していけばいいだけ。今でも幸せに、お互いのビジョンを応援しあえる家庭を築いています。
恐れから傲慢さが生まれる。
このダサさにハマっていた自分に気づくから、人が抱えている恐れに気づけるのです。
そして何気ない日常の暮らしの中で幸せを感じる感性を取り戻すことで、幸せが目の前にある!と気づけるようになります。これが社員たちの日常の幸せを汲み取れるようになるのです。
自分自身が変容できたから、社員たちの信じていることを俯瞰して感じ取れる。
社員一人ひとりが大切にしているプライベートでの何気ない幸せは、社員たちの才能を開花させていくガソリンになります。だから仕事にも力を入れるようになりますし、何よりも会社での仕事を通して、本当の自分を認めてあげられるようになるのです。真の多様性の経営へとなります。
この在り方は、美しい経営だとわたしは感じてなりません。これからは美しい経営が繁栄していく時代になりますから。
美しい経営には、アレがある!
アレは、人間にとってもっとも重要なもの。
そのアレとは?
この続きは、また今度!
◎尊厳を称え合う仕組みを実現化したい方は、自分自身の中に答えがあります。その答えの導きを内観パラダイムシフト・コンサルティングで行います。
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◎「在宅介護」と「経営」には共通点があります。新しい時代にシフトできるチャンスが、在宅介護にある!
お話会と瞑想会です。
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◎11月の瞑想会
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