【中華八大料理】山の恵みを活かした安徽料理(徽菜)
こんにちは、小羊です。
今日は、中国八大料理の一つ「安徽料理(徽菜)」をご紹介したいと思います。
安徽料理は名前の通り、安徽省の伝統料理を指します。上海からは新幹線で2、3時間ほどの距離ながら、黄山、九華山など名山も多い地域です。
料理の特徴としては主に以下です。
山の恵み:山岳地域ならではの地元の新鮮な山菜やキノコ、川魚、野生動物をふんだんに使用
濃厚な味:醤油や発酵調味料を用いた、甘めでコクのある濃厚な味つけ。薬膳料理の要素もあり健康志向
手のこんだ調理:煮込み、蒸し、炒めの調理方法が多く素材の風味を活かした調理法で、とても手がこんでいます。
では、早速、安徽料理の代表的なものを見ていきましょう👣
①臭桂鱼
臭桂鱼は、まさに安徽料理の代表的料理。
桂魚を塩水で漬け込んでから発酵させ、その後、蒸したり、炒めたりして調理します。発酵による深い旨味と、柔らかい食感、発酵による特有の匂いが特徴です。ホロホロと柔らかい桂魚の身は美味しいですよ😋
②毛豆腐
毛豆腐は、豆腐を発酵させて作ったもので、発酵の過程で表面に白くて細かい毛のようなカビが生えることから、「毛豆腐」と呼ばれています。このカビは、豆腐の風味をより豊かにし、独特の風味(個人的にはチーズのような風味に感じる)と柔らかい食感をもたらします😋
色々な食べ方・調理方法がありますが、ことらの料理は野菜とともに炒めて少し甘めのトロ味ソースで味付けをしたものです。
③腌笃鲜
腌笃鲜は塩漬け肉とタケノコをじっくりと煮込んだスープ。
スープの味は優しい塩味とまろやかさがあり、飲むと体がほっと温まります。春先に特におすすめです。
以上、特に代表的な安徽料理をご紹介しました。ぜひ、安徽旅行とともに、楽しんでみてくださいね。
では、再见🥰
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