紹興酒の街 浙江省紹興で紹興酒を堪能しよう【中国観光】
こんにちは、小羊です。
繁忙期×コロナ陽性×VPNが繋がらない問題(中国に住む上ではほんと死活問題…)の三重苦で、だいぶ久々の投稿になってしまいました😂
気を取り直して、今回は浙江省の紹興市についてご紹介したいと思います!
紹興市は、上海市から高鉄(新幹線)で1時間半くらいのところにある小さな街で、名前の通り、紹興酒の産地として有名です。
実は、紹興酒を含む糯米を主原料とした醸造酒について、中国語では
黄酒(huang2 jiu3)
と言い、この黄酒の中でも紹興市で作られたものが紹興酒と呼ばています。
スパークリングワインとシャンパンの関係に似てますね(笑)
そんな紹興市ではもちろん、いたる所で紹興酒が売られています。例えば、観光ストリートの仓桥直街(古い街並みエリア)でも…
紹興酒がかめごとズラリと並んでいます!
基本的に試飲も可能ですし、お店によっては量り売りみたいな形で小さな瓶に詰め替えて売ってくれるところもあります。
年数や糖度によって味も少しずつ異なるので、お酒好きな方は全部飲んでみたくなっちゃうかもしれませんね(笑)
紹興酒好きな方にもう一つご紹介したいのが、紹興酒博物館です。
大人1人25元の入場料がかかるのですが、なんと紹興酒2種類(4種類の中から2つ選べる)の試飲とおつまみ代が含まれており、体験センターで引き換え可能です。
ちなみにおつまみは、浙江省名物の茴香豆(ウイキョウ豆)です。
乾燥そら豆を紹興酒、ウイキョウ、その他様々な香辛料とで煮込んで作られ、紹興酒のおつまみとしてピッタリなのです😋
紹興酒博物館は試飲だけでなく、展示物も充実しています。
紹興酒の歴史や製造方法がわかりやすく説明されている上、マネキンが多く「見てわかる造り」なので、中国語がわからない方でも楽しめると思います。
なお、お酒はそんなに興味ないかな…という方でも紹興市を楽しめますよ!
まず、お酒には興味がないけど、文学や歴史に興味がある方にオススメなのが「魯迅故里」。
実は紹興市は、『阿Q正伝』で知られる中国の文学者 魯迅の故郷なんです。
魯迅の生家や、小説の舞台になった居酒屋もありますよ!
甘いもの好きな方には、紹興酒アイスがオススメ。
昔懐かしい感じの棒アイスで、ほんのり紹興酒の香りと味がするものの、予め知ってないと「チョコレート味…かなあ?」となりそうな味でした(笑)
他にも、紹興酒ミルクティーもあります!
こちらは紹興酒が入ってることを知って飲んでも紹興酒の味はいまいちわかりませんでした(笑)
※でもミルクティーとしては美味しい!
とにかく美味しいもの!という方には浙江料理がオススメ。
浙江料理は中華8大料理にも数えられるほどに有名な料理で、日本人好みな、素材の味を活かす優しい味付けが特徴です。
浙江料理の中でも小羊的オススメメニューはこちら。
醉河蟹(モクズガニの紹興酒漬け)
生のモクズガニを紹興酒や塩その他調味料に漬け込んだもので、韓国料理のケジャンに似てます。
モクズガニの身がトロットロで、塩っぱくて紹興酒が進む進む😋
东坡肉(豚の角煮)
皮付きの豚肉を、ネギ、生姜、紹興酒、砂糖、醤油でじっくり煮込んだトロットロ角煮です。
この甘みがたまらないっ!またしても紹興酒が進む進む…。
と、結局、紹興酒だらけのご紹介になってしまいましたが、紹興酒が飲めなくても、いろいろな形で楽しめる街ですので、ぜひ足を運んでみていただけると嬉しいです。
では、再见😆
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