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ドーハの悲劇から歓喜へ

みなさんこんばんは。いかがお過ごしでしょうか。

昨夜のサッカーワールドカップ、日本代表が奇跡の勝利をおさめました。

優勝4回を誇る強豪ドイツに逆転したのです。

会場はカタールのドーハ。真新しい屋根が大きなスタジアムでした。

同じ都市で日本はかつて地獄をみたことがありました。1993年のワールドカップアジア最終予選の最終戦。相手はイラクでした。

当時のスタジアムは今とは違い、みすぼらしい感じでした。

日本は当初出遅れたものの宿敵韓国をカズのゴールで下し、最終節を前に首位に立ちました。

当時のアジアの出場枠はわずか2しかなく、イラクに勝てば間違いないものの、引き分けや負けの場合、韓国とサウジアラビアに抜かれる可能性がありました。

激しい戦いはカズと中山のゴールで2対1とリードしたままロスタイムに突入。

そして、イラクのコーナーキック。

意表を突いたショートコーナーからセンタリングして、フリーの選手のヘディングしたボールがふわっとゴール隅に決まり、ラストのプレーで、日本のアメリカワールドカップ出場は消えてなくなりました。

この時のメンバーで、ピッチにいたのが、今回の監督である森保一選手でした。あれから29年後に、奇跡が。

いわゆるドーハ組で森保選手は目立つ存在ではありませんでした。
攻守を支える地味な裏方のような。

当時の主力だったラモス、カズ、中山、柱谷、井原、福田、北澤らJリーグ開幕でブームだった頃のスターたちを差し置いて、地味だった森保がその世代で初の日本代表となり、悲劇を歓喜にしたとはとても面白い出来事だったと思います。

是非残り2試合もファイトして、決勝トーナメントに進んで欲しいですね。

それではまた。

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Shane 【30 30】
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