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強烈過ぎるが、メチャクチャ感動する昭和アニメ

みなさんこんばんは。いかがお過ごしでしょうか。

今日は面白いアニメを紹介します。テレビでは1971〜72年に放映され、その後再放送は80年代後半までされていました。
差別的と思われる表現・描写が作中に多々含まれることなどから、今では再放送不可ですが、2000年初頭にDVD化、漫画復刻版も販売されるほど伝説的なアニメです。

アパッチ野球軍

概要

かつて高校野球で活躍するも自らの手で選手生命を断った青年・堂島剛が、過疎の村で社会からはみでた不良少年たちに野球を教えていくという物語である。ほぼ人間離れした野獣ともいえるようなキャラクター達が強烈で、いまだに根強いファンのいる伝説的な作品である。「野球部の創設に伴って起こる様々の人間模様とそれを通じた人間的成長を描いた作品」という表現のほうが近い。作品内容の多くは、閉鎖的な村の中で起こる村人と飯場の人間との対立や、野球で一儲けしようと企む商人、その商人と村長との選挙を通じた癒着などの社会派ドラマに当てられている。

ストーリー

主人公・堂島剛はもともと甲子園を制した超一流の野球選手であったが、プロに入る直前に父親の拝金主義の餌食になることに反発し、父の目前で自らの左手に割れたビール瓶を突き立て、二度とボールを握れない身体となる。こうして選手生命を断った堂島は、恩師・ネギ先生の勧めで、四国・愛媛県松山の郊外にある過疎の村・猪猿村(いのさるむら)で野球部コーチになる仕事を引き受ける。
ところが、猪猿村は単なる「田舎」というよりは、文明以前の原始人が弱肉強食の掟によって暮らす「無法地帯」のような場所であり、近隣の住民からは「アパッチ村」と呼ばれて恐れられていた。
最初はよそ者を受け付けないアパッチ村の人々であったが、次第に堂島を認めるようになり、共に甲子園を目指して奮闘していく。

当時巨人の星やドカベンなど本格野球漫画が人気を博し、プロ野球も長嶋、王を擁する巨人の黄金期V9といった野球不動の人気の時代に、かなり異色のアニメがあったという。

花登筺原作・梅本さちお作画による漫画、およびそれを原作としたアニメで、花登筺は小説家、脚本家であり、1970年(昭和45年)『細うで繁盛記』の脚本を執筆し、大ヒットを記録する。1971年(昭和46年)2月6日、自身の喜劇三千本を記念して、プロデューサー、脚本、監督の3役を務めた東宝映画『喜劇 おめでたい奴』が公開。1972年(昭和47年)東宝の支援で新たに劇団「喜劇」を主宰。1973年(昭和48年)『どてらい男』を手がけ、連続ドラマとしては異例のロングランを記録する。梅本さちおは漫画家。

甲子園常連のQL学園との試合に遠征費を工面し、なんとか軽トラで移動し、死闘の末劇的な勝利。しかし甲子園出場が認められず、意外な結末に。
ストーリーがしっかりしていて、絵も濃い。
今のZ世代が観たらどんな印象でしょうか。
ストーリーがしっかりしているアニメは、機動戦士ガンダムの最初のシリーズがそうでした。

最後の二話をどうぞ

25話

26話

おまけ
どてらい男 テレビドラマ 西郷輝彦主演


それではまた。

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