しゃみにできること:自己分析と業務委託
今働いている会社は学習塾で、その一部署が事実上広告制作屋みたいになっていて
そこにDTPデザイナーの実務経験を引っ提げて入社し、実際はWeb系の作業をしている。
ただ基本が学習塾なので営業時間 というか定時 が10時から18時とやや短く、健康面では非常にありがたいがあまり稼げない。
非常勤なので時給だしボーナスはないし、どうも昇給もない。
そのため拘束時間あたりの時給に加え、別途案件によっては業務委託という形で責任をとってお金をもらう人が多い。
週5日定時内フルで働いても正社員だった前の職場の7割くらいにしかならないので、
それならいつかは編み物や文章で食えるようになりたいという思いもあるし、週4をキープしたまま個人事業主になる練習をしようと思った。
その時にそもそも自分が何をできているのか、
ていうか今この仕事ですっごく疲れる正体は何なのかを洗い出し、
業務委託の料金提示の際に参考にしようと思った。自分で。
会社以外のランサーズとかそういうのでも。
専門学校で就活をした時は職種を完全に「Webデザイナー」に絞っていた。
その理由は主に、
デザインそのもののスキルは低い
とにかく台風の日に鹿児島本線に乗りたくない
小さい持病が沢山あるので睡眠時間だけは確保したい
そのためリモートワークを導入しやすい職種が望ましい
仕事として割り切った興味があるのはWeb周り
アナログなものは好きだがデザイン作業としては不得意
昔から広く浅くタイプなので、デザインの他にコーディングや企画やらいろんな作業をせざるを得ないほうが売り込みやすそう
小2にして当時の担任に「最初生意気な子だと思った」と言わしめるASDっぷりなので、年功序列系の業界よりWebの方が相性が良さそう
などといった感じだった。
実力主義というには自分のデザインに自信もなく実際イマイチなので、「時間に興味がない」方が良さそうだと思った。
その前の大学時代は
自己表現のアートではなく、情報整理が得意なのでデザイナー
台風の日に鹿児島本線に乗りたくないのでリモートワーク
当時の交際相手が関東にいたけど相手も学生で卒業の時期がバラバラで、うまくなるように関東に会社のあるリモートワークのところ舐めるな紅茶が好きなので食品関係
説明が得意なので教育関係
ASD発覚したてで自信がなかったので障害者雇用もアリ
みたいな感じだった。絶対就活しなくて正解だった。途中でやめてて正解だった。
そもそも高校時代、大学を選ぶ際の基準は
司書になりたいので司書免許がとれるところ(なんと司書共有免許との違いをわかっていなかった)
比較言語学が好きなのでそれをできるところ(第一志望には落ちた)
そもそも研究で食っていきたい。私ならできる気がする。こんなに言語学を愛しているから。だから大学院が併設されているとなおよし
ていうかイギリスに行きたい。留学したい。なので留学プログラムがあるところがいい。(第一志望に落ちた)(滑り止めでは私の年から事実上イギリスは廃止された)
だったので当時は司書か学者になろうと思っていた。
大学に入ったけど鬱で文字が読めなくなったし、留学したけど鬱となんかで入れない教室が沢山あって引きこもりになったし、お金持ちで留学梯子なんかしている子がいて会いたくなさすぎて日本人サークルにもいけなくて、結局3、4ヶ月で切り上げて帰ってきてしまった。
最初の最初は図書司書になりたくて、あわよくば研究者になりたかった。
自分の体力と「問題点を見つける」ことの難しさで研究職は諦め、図書司書は別に免許合宿か講義を受ける必要があった。
今の自分でなれそうなのがデザイナーだったので、デザイナーになった。
結局就職したのは印刷物が中心のデザイン事務所だった。
今思えばデザイン事務所という言葉がふさわしく、実力主義でどの先輩も猛者ばかりで正直全然自信をなくした。自信のなかったデザイン以外の業務も全て自信がなくなった。
その上で今自分が仕事としてできそうなことを考えてみた
Web用バナー作成
言ってしまえばWebバナーは印刷物ほどのクオリティは求められない。一枚一枚の命が短いからである。事務所ではすごく頑張ってダメ出しもされて自信もなくしたけど、冷静にWebバナーに必要なレベルのものは作れる。
ウェブ関係の進行管理
下っ端だったので忘れていたけど、こういう下っ端っぽくない仕事は得意だった。いろんな作業をやったことがあって体感どんなものかわかるので、工程の見積もりがスムーズにできる。
HTML、CSSコーデイング
正直そこまでやりたくないけどできる。デザイン参考があれば作れるぐらい。
社内報の作成(主に中身の方)
表紙はまだちょっと苦手意識がある
サイト更新
WordPressがあれば正直楽勝である。ありがたい。
Webサイトのデザインは多分、ほとんど やらない。うちの部署にそんな仕事は回ってこない。
デザインスキルを向上させる、みたいなのも多分ここでは難しい(偏りが激しい)ので、「提供できる」レベルはこんなもんだと思う。
なので会社で業務委託をしたら、まあ何とかなるような気がしてきた
少なくとも上司から業務委託にせんか?って言われるようなことがあれば、大丈夫だと思う。
ここからは余談
せっかく業務委託、つまり確定申告の準備をするなら好きなこともどんどんやりたい。経済的な意味でやりたい。
その場合、好きなこととして出来そうなのは何なのか考えてみた
衣類を編むこと
仕事もしてるので1着2ヶ月くらいみた方が良さそう
小物を編むこと
消費者はカラバリを求めているように見える その場合ある程度捌けるものを捌ける色で作らないと赤字である 楽しさは別として
勉強を教えること
感覚の言語化がとにかく得意だし、大学行って専門にも行ったのでチューニングも色んな人に合わせられるようになった。ただ英語が一番得意だけど、受験向きじゃない実践の英語だから需要が少ない気がする
コラムを書くこと
これが出来たらどんなにいいか と思いつつ、10人に1人くらいの割合で私の文章が金銭を生むと信じている人がいる。とにかく書いて世界に読ませて、私の言葉なしでは生きられないぐらいに夢中にさせればいいかもしれない
図解
簡単な絵が描ける。説明も得意。なので図解を仕事にすれば良くないか?
早速売りかねないものを編むために買った毛糸の代金を、確定申告ソフトに入力した。