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詩を詠むことについて
ふとした頃から、詩というものに漠然とした憧れがあったように思う。詩集を買っては少し読み、そのまま大事に本棚にしまってみたり。ときにそのいくつかを、じっくり紙に写してみたり。のめり込むような情熱はないものの、どこか特別な視線を注いできた。
何年か前にある本を読み(いつどこで読んだかはなぜか思い出せない)、詩には〈人に読んでもらう詩〉と〈自分だけのために詠む詩〉があることを知った。詩というのはもっぱ
我が血の色を思い書く
一度はなりたい正社員、と思ったら、医者から適応障害と言われながら、イエスと言ったは自分だしとか、必要としてくれるからとか、何かしら学びもあるしとか、あれやこれやで本日も職場に赴く。仕事中もずっと胸がざわつきながら、ため息つけばとうと夜。
宇多田ヒカルのPINK BLOODって曲のタイトルがずっとピンときてなかったんです。
けども今日、仕事帰りに聴きながらとぼとぼ歩いてたら、PINK BLOOD
a hypothetic journey
一枚の絵があった
もうやるっきゃねえんだよ
お前もわかってるだろ
このままじゃあ きっと
ここの輪廻も閉じちまう
隙を見せれば ほらごらん
もうあと一歩だったのに
すり抜ける風 その切れ味に惑う
怠惰で張りつめた部屋のなか かさりと触れ合う
無骨な手 やわらかな西日
これは所有されるのを拒む絵