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北条政子の法名のお寺 鎌倉市 浄土宗祇園山田代寺安養院 私の百寺巡礼164

鎌倉駅から歩く事10数分。まさか、こんな所に!北条政子のお墓がと思ったのがこちらである。


この寺の歴史には、長楽寺・善導寺・田代寺という3つの前身寺院が関係している。この地は、元は浄土宗の僧・尊観が開いた浄土宗の善導寺であった[3]。長楽寺は、1225年嘉禄元年)北条政子が夫である源頼朝菩提を弔うため長谷笹目ヶ谷(はせささめがやつ、鎌倉文学館付近)に願行を開山として創建した寺と伝えられる。山号を祇園山と号し、律宗の寺院であった。長楽寺は1333年元弘元年)兵火により焼失し、この地にあった善導寺に統合され安養院長楽寺と号した。なお、安養院は政子の法号から取られたものである。一方、田代寺は1192年建久3年)田代信綱尊乗を開山として比企ヶ谷(ひきがやつ)に建立したのに始まると伝えられ、江戸時代になって安養院に統合された。千手観音は田代寺にあったもので、田代観音とも称されている。


鎌倉駅から徒歩圏内ではあるが、観光客がどっと押し寄せることもなく、静かな場所であった。
事前の検索不足もあるのだが、ここに北条政子のお墓があったとは、足を伸ばして分かったことでもあり、ほっこりとしたのだった。


浄土宗祇園山田代寺安養院
神奈川県鎌倉市大町3丁目1−22
鎌倉駅より徒歩12分

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