大きな地蔵菩薩座像が見事!横浜市南区・浄土宗吉上山慈眼院光明寺 私の百寺巡礼12
この寺院があるのは、横浜市市営墓地、並びに火葬場の真ん前。
ちなみに、その市営墓地には吉田茂元首相の墓があり、前にある火葬場で東条英機らA級戦犯の火葬が行われた。
私がそれらを知ったのは、2020年4月に亡くなられた尊敬する東洋英和女学院大学名誉教授・H先生が教えてくれたからだ。
H先生ら、戦前生まれの方々は戦時中の横浜の事を色々と教えてくださった。西区、中区でも京急線沿いの空襲被害は酷いものであったなど。
で、こちらの寺院の「吉上山」なのだが、ある有名な方の名前から頂いている。
明治31年(1898)、境内地や本堂が完備された光明寺でしたが、寺院建立の届け出を役所に提出していませんでした。そこで吉田茂氏や上郎幸八氏が中心となり、浄土宗大本山鎌倉光明寺の末寺で鎌倉長谷にあった「慈眼院」というお寺の名称を移転するという願いでを神奈川県に提出します。翌32年、この願いが許可され、吉上山慈眼院光明寺として正式な寺院として認められました。なお「吉上山」は吉田家・上郎家から一字づつをいただいたものです。(お寺の紹介より)
つまり!吉田茂の菩提寺なのだ。
蓮の花が綺麗すぎる。。。
実は、私が今回行ったのは、バザーが行われていたからであった。
自己満足かもしれないが、自分の小遣いをこのような事の為に使いたい、と思うのだった。
その代わり、エアコンは今日も付けない!
若い子が少し着て飽きたというUNIQLOのジャケットを貰い、喜んでいるのだ。
実は、全国各地の寺院に行くも、私は御朱印帳なるものを持たなかった。
今回、ついに!バザーで御朱印帳を購入した。
今まで散々、全国の寺社仏閣に行っても
「すぐに物をなくす」
「断捨離中」
で、買うのをためらっていたのだ。
初めての御朱印だったりする。
吉田茂の菩提寺やーーー。
こちらの会館にある図書室には実に多くの本がある。
水上勉が書いた仏教の本であったり、手塚治虫のブッダだったり。
特に、法然上人について書かれた蔵書の多さに感激した。
ここの本全てを読んだら、浄土宗マスターになるんやないかな。
バス停の前に堂々としたこの座像。
元は秩父にあったらしい。それを横浜まで運んだとか。
感動。。。
おわかりいただけただろうか。帰りは雨になってしまった。
カラスよりもバカな私は風邪をひかない。走るからと言ったのだが、光明寺の方たちが親切に新しい傘をくださった。
感謝 南無阿弥陀仏
浄土宗吉上山慈眼院光明寺
神奈川県横浜市南区庚台66
京急線・黄金町駅より市営バス32にて保土ヶ谷車庫にて。久保山霊堂バス停前
京急線・南太田駅より徒歩20分。かなりキツイ坂道
JR横須賀線保土ヶ谷駅より徒歩15分。やはりキツイ坂道。