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病気は自分で治す~読書記録11~

著者の安保先生は免疫学の医師である。


こちらをご覧いただくと、人柄もわかる。
流行りの医療とは逆の事を言われておられる。つまり、医者や薬が病気を治すのではない。
病気そのものを観るのではなく、何故その症状が出ているのか…
病気の本質は生き方の偏りにあると言われている。
発熱は病気を闘っている事。ゆっくり休めばよい、のサイン。
けれども、熱を下げる傾向が強くなっている。医師も薬剤師も間違いに気づかない。
癌は、手術、抗がん剤、放射線治療が主であるが、患者さんの中には「病気は医者が治してくれる」という考えがある。その病気を作り出した自覚がない。
病気になる前の人生や生活について、じっくり振り返ってみるとよい。

薬を飲み続ける人の思考パターン
1.症状を生き方の無理からかくる警告と捉えない。
2.薬が対処療法とは知らずに、根治の為に処方されていると誤解している。
3.薬には副作用や害があり、病気をむしろ悪化させるのを知らない。
4.徐々に病気が悪くなっていっても、薬のせいであるとわからず。自分のせいだとあきらめる。

このような考えに支配されていると、患者さんはいつまでも薬を飲み続ける、医師も沢山薬をだす。薬代の殆どが保険制度適用なので、懐に安心して飲み続けてしまう。それが良くない。

1日に2回は「ありがとうございます」「宜しくお願いします」など、感謝の言葉を口にする事。物事は科学の力だけで解決しようとしてもダメ。
生きている幸運に感謝する心も必要。

病気によって変わらない人。
「高血圧や不眠症などの薬をもらって、その場をしのげればよしとする人」
生き方を変えるチャンスと理解した人が口にする言葉
「病気になって良かった」

病気を医師などに預けてしまったら、その人の言動一つについても気にして、ビクビクして生きることになる。溜息一つでも。
病気は自分で治すものである。

以上。

私自身が今思うのは、ネットの世界で出会う人を通して、昔よりも心の病気が増えているし、随分、皆さん、睡眠薬を飲まれているのだな、ということ。
血圧の薬も本当に必要なのだろうか?根本から考える問題なのだろう。。。

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