岩の上に建つお堂 秩父札所19番 曹洞宗飛渕山 龍石寺 私の百寺巡礼239
この堂は、大きな岩盤の上に建てられ、七間半四面の大きな堂である。内まわり中央に四天柱を建て周囲を虹梁でつなぎ、その背面に本尊を安置している。
堂内には、閻魔をはじめ十王像など冥途の恐怖を強調するものがある。また、三途の川の脱衣婆(だつえば)をまつる三途婆堂もある。本尊は、千手観世音坐像、像高49cm、寄木造り室町時代の作である。
(秩父市のページより)
岩の上にお堂が建てられている。ネットで情報を得ていたものの、実際に観ると圧倒される。そんな場所だ。
秩父橋の方からGoogleマップの指示通りに歩いたら、当然ここが一番最初に辿り着く場所だ。
ここ、そのまんま岩なのだ。
凄い!本当に岩だーー!と、靴で確認するアホなオバサンである。
対応してくださった男性に色々と話を聴けた。
ここは、檀家を持たない昔のお堂を遺しているお寺であるとのこと。
すぐ目の前にある宗福寺さんが管理していて、その方は檀家さんで当番で管理、巡礼の人に御朱印書き等をされているとの事。
よくよく伺うと、現在は無人のお寺も多く、札所として残しているものは、札所連合会のメンバーや近くの寺が管理しているらしいのだ。
普通に、住職一家が住んで家族が対応と考えていたのだが、そうやって後世に残す!そんな想いを見るのであった。
その男性に宗福寺さんの場所も教えていただき、感謝であった。
縁てあると思うのだった。
曹洞宗飛渕山龍石寺 秩父札所19番
埼玉県秩父市大畑町15-31
秩父鉄道 大野原駅 徒歩10分(0.8km)
西武秩父駅から 西武観光バス「小鹿野車庫or栗尾行」秩父橋下車
徒歩10分