珠洲トライアスロン2019 -レース当日1-
当日は4時起床というか、Aタイプの人がこの時間に起きて準備をしだしたので、起きてしまう。僕はオリンピックディスタンスより少し長いBタイプへの参戦。もう少しゆっくりしたかったが目は覚めた。
Aタイプ
スイム:2.5㎞ バイク:102.2㎞ ラン:23.3㎞ Total:128.0㎞
7:00スタート 制限時間:9時間20分
Bタイプ
スイム:1.5㎞ バイク51.1㎞ ラン:10.2㎞ Total:62.8㎞
9:30スタート 制限時間:5時間30分
ちょっとして海の様子を見に行く
空は快晴、波も穏やかな感じ
ロッジに戻って朝ごはん。スタート地点がすぐ横でありがたや
おにぎり2個、白ごはん1膳、スポーツドリンク
トイレも済まし、7時前Aタイプのスイムの応援へ行く
空は快晴、波が出てきて少し荒れてきている
スタートして100~200mぐらいの地点でロープつかまっている人も何人かいて、そのままリタイヤする人も・・・・
7時30分になると応援を後にし、当日受付をしてバイクとランをトランジションエリアにセットしに行く
いろんなバイクが見られてテンション上がる
ウェットスーツを着て9時15分~試泳。水温は丁度良い感じだが、海の様子も天気も豹変していた。危うく中止になりかねない状態。雷警報が出てて、雷が確認されたら、競技中でも中止と・・・・それだけは勘弁を・・・
天候は遠い空にはどんよりとした黒い雲、波が1mと結構高い、潮流が10m。
潮流が10mだとどんなものか僕にはわからんけど、昨日の説明会では潮流20~30㎝って予想やけど言ってたやん。あくまで予想やけど・・・変わりすぎやん。
でも呑気な僕はOさんに
「せっかく海で泳ぐし多少波ある方が楽しいやん(*´゚∀゚`)」と・・・
こんなクソ発言した自分をぶん殴ってやりたいと後で思うのであった。
スイム
装備:下はトライパンツ上は何もなしに2XUのウェットスーツ(ロングジョン)、上は裸
第1ウェーブでインコースの3列目ぐらいに陣取り、9時30分になりスタート。
↑まだ、少し笑ってる?のか余裕がある状態
泳ぎ始めて、自分が思っている以上に波が高く呼吸するたびに海水を飲んでしまう。そして全然進まない。これは人混みにいるとバトルに巻き込まれたらやばいのでコースの外側に逃げる。
外側に逃げると右呼吸なのでどんどん抜かされていくのがわかるし、自分だけ進まない(実際プルの推進力が全く感じることがなく進んでない)ような気がして気持ちが焦りだす。
200mぐらいでこのままスタート地点まで辿り着けないで力尽きてしまんじゃないかと命の危機を感じリタイヤが頭によぎる。たぶん僕が泳ぎ続けれる時間はプールみたいに休憩できないから50分ぐらい?!
方向を確認するにも波が高いのでヘッドアップが出来なくて、その場に止まって平泳ぎ。ウェットスーツを着て泳ぐのは初めてだけど、この時にウェットスーツの浮力により体が浮いている感覚を感じることが出来て少し安心した。後、海底にボンベを背負ったダイバーがいたのも少し安心させてくれた。海の透明度が高いから出来るのだろう。
でも、もう少し頑張ろうと思い必死に泳ぐ。ストレート区間になってもやっぱり進まず、腕を速く回してみたり、普段キックは打たないけど少し打ってみたりしたが疲れるだけだったので通常の泳ぎに戻す。折り返してもどうやったら良いのかわからずとりあえず腕を回す。そんなんでやっと1周目が終わり、周回チェックがあるので浜へ上がる。
浜では大体の人が走ってるけど、僕にはそんな気力はなかった。別に走る体力が無くなっていたのではない・・・根こそぎ気力を奪われた。自分のタイムを確認する心の余裕すらもなくなっていた。
”もう一周過酷な海に立ち向かわなければならない時間をホンの数秒でも遅らせたかった”のでとぼとぼと歩き、そして海水を飲みすぎて喉がものすごく乾いていたので水をゆっくり飲む
そこでガーミンが750mを知らせてきたので、そこでタイムを時計を見ることが出来た。(250mごとに通知設定)
↑一周目終わり、下を向いて歩いている・・・スタート時とは表情も一変
練習量が極端に少ないし水泳の技術も高くないのに加えて、海で泳ぐ経験と知識が乏しいので結局打開策は見つからないまま1周目と同じ感じで進みが悪いながら泳ぐ。でも心の方は少し落ち着いていて、とりあえずタイムは気にせずゴールを目指そう!!
と、何とかゴールにたどり着き一安心!!
少しボタン押すの早かった。
公式記録 スイム:35分39秒 スイム順:124位
目標タイムの30分以内に全く届かず
(短水路のプールでは26分30秒ぐらいだったはず)
長くなったので、次回に続く
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