イノベーティブ流行の背景
ミシュランの潮流に伴って、
各国で「イノヴェーティブ」が人気となっています。
イタリアンでいうならば
・新イタリアン
・ヌオーボクッチーナ
・クレアティーヴァ
・個性派イタリアン
といった過去トレンドの再来といったところでしょうか。
これら流行には必ず「アメリカ」が関与しているのが興味深い点です。
なぜでしょうか?
様々な理由を仲間と言い合う中で、
「料理の発祥が乏しい国だから」という見解に、目から鱗が落ちました。
たしかに
日本では寿司・鰻・天麩羅といった
「自国で生まれた食文化」にはイノヴェーティブが起きてない印象です。
「発祥 x イノヴェーティブ」は相性が悪いのかもしれません。
その点アメリカのような「発祥・元祖」が乏しい国では、
色々なアレンジへの抵抗が少ないのかもしれません。
(逆にアメリカのBBQではイノベーティブが見られませんし)
日本のイノヴェーティブ展開も、
「自国料理」以外のものに起こっている印象があります。
いつもその文化に影響を与えるのは「外国」なのかもしれません。