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海に眠るダイヤモンドに感情移入しすぎている



「海に眠るダイヤモンド」に夢中だ。
豪華な役者さんたち、大好きな作品のスタッフ陣、そして舞台が軍艦島…
絶対おもしろいやつ!と期待大で初回を観たら私の期待を遥かに超えていった(上から目線で失礼しました)。


私はなかでも百合子が好きだ。
ハキハキとして強気だが、辛い過去を背負っているところ。
土屋太鳳ちゃんが演じることでより百合子が魅力的になっている気がする。
4話で朝子を許して自分も許されたいと伝えるシーン、とっても好き。
色んな葛藤や辛い過去を全て受け入れる決意をした百合子。
何のことか分からないけど百合子の中で何かあったことを察したような朝子。
2人が仲良くしているのをみるとホッとする。

6話で賢将と結ばれて嬉しかった。
自分の身体のことが気にかかっている百合子の負担にならないような言葉でプロポーズする賢将、優しいなあ。

朝子と鉄平の告白シーンは久しぶりにきゅんきゅんした。
あの告白される前なんとなく空気を察して照れて笑っちゃうのとか、恥ずかしいし手持ち無沙汰で近くの柱触っちゃうのとか、リアルすぎない…?



そんな風にドはまりして登場人物みんな好きになっているだけに7話の怒涛の展開でかなり気持ちが落ちた。

坑内火災の消火にあたるシーンは「皆無事でいてくれ~」とずっとドキドキしていた。

島で働く人たちの命を守るための炭鉱長の決断。
「皆さんが生きている限り、この島の灯は消えません」という言葉。
炭鉱長の思いが伝わるセリフだった。
最初は冷淡に見えたがこんなにも島のことを大切に思っていたなんて。
馴れ合いはせず、嫌な役割を一手に引き受ける、すてきな上司だなあ。


そして端島が大好きな鉄平が、端島を終わらせる役目をするなんて…。
それだけでも胸が苦しいのに、まだ進平が残っていたなんて…。
なんだよこれ…鉄平ひどい目に遭いすぎだよ…と言いたくなってしまう。


ちなみにいつもはTverで平日の夜中に観るのだが、7話は子どもの寝かしつけがスムーズにできたためリアルタイムで観たのだった。
次の日曜まで私はこの辛い気持ちのままだろう。

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