【前編】メンバーが目指す「組織のつながり」とは?~2023年度シェイクのプロジェクト活動~
今期のプロジェクト活動のご紹介
こんにちは、シェイクの飯島です。
9月から新年度のプロジェクトが始まりました。
シェイクのプロジェクト活動は、毎年運用やルールを変えながら実施していますが、今期は自由な運用・ルールでの活動となっています。
プロジェクトの条件は以下の2つです。
①いつ立ち上げても、いつ終了してもよい
②テーマを掲げて、3人社員が集まったらスタートしてよい(承認を必要としない)
ここまで自由な立ち上げ条件はシェイクでプロジェクト活動を開始後、初めてだったのではないかと思いますが、実際に活動募集が始まると、入社1年以内の方の多くが自ら手を挙げて、プロジェクト活動に参画しています。
今回は中途で入社した、弊社の松田にインタビューをしながら、プロジェクト活動の実際を探っていこうと思います。
中途入社の社員にプロジェクトはどう受け止められたのか?
飯島:よろしくお願いします。
プロジェクト活動のリアルに関するインタビューということで、まずは改めて松田さんのご紹介をさせてください。まず、シェイク入社までどのような仕事を経験してきましたか?
松田:1社目は食品製造業、2社目は金融業の営業職で、業界は違いますが、両社とも「考えるより行動する」といった風土がありました。割とどちらも行動を重んじる社風だったと思います。
飯島:「行動する」って大事ですよね。前職とシェイクとの違いはありますか?
松田:働く中で個人の想いを問われたり、考えを促されたりする機会は前職では少なかったですね。
お客様に自分の想いを伝える場面はあっても、会社や上司に対して、個人の想いを伝えたり、その実現のために社内で何かをしたり、ということはありませんでした。
飯島:「想い」というと、「この会社をよくするためにどうしたい?」とか、「どんな組織で働きたいか?そのためにあなたのしたいことは?」と問われる機会がなかったということですね。
松田:そうですね。シェイクではそういうものが問われるイメージがあります。プロジェクト活動もその一環かと。
飯島:シェイクに入社する際にプロジェクト活動についても説明されたと思うんですが、実際にプロジェクトの告知があって、その時はどのように感じましたか?
松田:実際に、全社会議でみんなでやりたいと思うテーマを洗い出しましょう、と聞いて、「こんなに自由なんだな……」と思いましたね。
飯島:「適当だなあ?仕事なのにこれで大丈夫なの?」といった戸惑いとかですか?
松田:というよりは、ポジティブでした。
もともと、プロジェクトはもっと仕事に寄っていると思っていて、営業推進とか、ナレッジ集約のようなシェイクの仕事や部署の機能を強化していくイメージでした。
ただ、全社会議でみんなが洗い出したものを見たら、予想に反して、「飲み会企画」「〇〇さんの地元に社員旅行に行こう」といったテーマがたくさん出ていて、正直なところ少し驚いたんです。
ただ、同時に私としてはそちらの方が良いとも感じ、ワクワクするというか、自分の参画イメージもわきました!
なぜつながりプロジェクト活動を立ち上げたのか?
飯島:その中で松田さんは「つながりプロジェクト」というテーマを立ち上げました。
なぜ「つながりプロジェクト」をやろうと思ったんですか?
松田:つながりプロジェクトは、数年前に一度立ち上がっていたと聞いていました。
私自身も働くうえで「心のつながり」、そういうものを大切にしたいと思っています。
前職では基本的に出社だったのですが、シェイクはリモートワークが可能で、むしろリモート主体で働く人もいる中で、つながらない人とはつながらない、そういう感覚が体感的にありました。
人の好き嫌いとかではなく、リモートワークの中で自然とかかわる人が偏ってしまうこともあります。
私自身もオフィス出社とリモートワークと、組み合わせて働いていますが、例えば、社内で面白そうな取り組みや事例が発信されていて、内容に興味あっても、チームや分野が異なっていたり、わざわざ自分が返信するのも・・・というブレーキがかかることあり、本当はもっと聞きたかったり、対話したいと思っても、その輪に入り切れないことがあります。
飯島:オフィスで雑談のような形で話があったら、自然に輪に加わることもできるけど、リモート環境だと遠慮してしまうんですかね?
松田:そうですね。他にも、9月から上司になった方が関西在住、彼自身ももっといろいろな方との雑談や対話を求めていると知りました。
シェイクのメンバーはそういう志向性の強い人が多いと思いますが、それでもリモート環境などでは、直接のコミュニケーションがとりづらいので、もっとお互いを知る、相互理解する、そういう機会を作りたいと思っています。
飯島:それを「自分」がやろうと思った理由は?
松田:もともとお祭り人間というか…飲み会とかイベントの幹事が嫌ではなく、楽しめるタイプなのかもしれないですね。9月の送別会の幹事もやらせていただいて、それも良い経験でした。
そういう場を作ることへの興味関心があるんだと思います。
そういえば、幹事としてオンラインの飲み会の場を回していくことが、ある意味ファシリテーションのトレーニングでした。これからもプロジェクト活動の中で全社への発信をしたり、みんなの前で話すということ自体がトレーニングになるなと思います。
飯島:シェイクはここの基準値が高いから、社内の場を回していくのは大変ですよね。
松田:今後、こういう「場を作る」経験を積み重ねることは自身の成長においても絶対に意味があると思っています。ただ、こういう場が好きってのも本音です(笑)