コロナ自粛期間で感じた10のこと

前書き

コロナ自粛の約1ヶ月を通して、いいことも悪いことも、そしてありがたみと取捨選択、大切ものいろんなことに気づけたなと思います。まだ終わってはいませんし、こうした情勢は続きますが、私はニューワールドになるんだなと強く感じています。

毎日終電くらいまで働いていた生活から一変、在宅勤務をしていたのですが、全然周りの友達が精力的にしていたような発信活動は一切しておらず、かなりゆるりと過ごしてしまいました。今は騒ぎ立てる時ではないなと思っていたのですが、こうした状況下で発信を続けたり、何か作り続けられる人は本当に強いなと思います。すごい!!(大拍手)

「コロナ自粛期間で感じた10このこと」完全なる所感なので、大したことは書いてません。なので、ざっと表題だけみてくれるだけでも非常に嬉しいですし、わかる〜って思うところがあれば、心の中でそっと呟いてもらえると嬉しいです。

1.メイクは自分のためじゃなかった

もともとメイクすること自体にめんどくささを感じていたので、現状は非常に楽。可愛くてついメイクをしたくなるような顔でもないので楽しさがそもそもなかったのだけど、自社以外の人とも話すことが多い仕事なので、ちゃんとして行くように以前は心がけていました。

服とかは、視界に色やデザインが目に入るので、気分とか影響があるかなと思うのですが、メイクは自分から一切見えないので、本当に在宅勤務では必要ないなと思いました。と言いつつも、昨日久しぶりの出社でメイクしたらちょっと楽しかったので、決して嫌いなわけではなかったみたいです。

2.毎日、家族のごはん作ってる人は本当にエラすぎる

料理が好き!いくらでもメニュー思いつくし、苦じゃないよ!みたいなキャラでやってきてましたが、実際やっぱり料理って面倒だって思ってしまう日はある。世の料理雑誌は『献立思いつかない人』向けで基本時短でっていうのが多く、「そんなわけあるか〜?」って思ってたんですが、そりゃ思いつかないし飽きるなと。

1ヶ月くらい、同棲している彼氏との2食分を毎食ほぼ私が用意していたのですが、ご飯まだ〜?とかけられるプレッシャーも、好き嫌いも考慮して作る献立も、多少はストレスでした。

その他の家事を彼氏がめちゃくちゃしてくれてるので、申し訳なさもあって、できるだけ頑張ってはいるんですが、ちょいちょい市販品を使いつつ、自分の趣味も入れ込みつつ、そしてやりたくない時は甘えつつ、やってますが、やっぱり大変だなと思います。時間もそれなりに取られるし、外食産業ははほんと素晴らしいわ。

3.晴れ(天気)と緑(自然)はマジでテンション上がる

基本的に理性が弱く感覚的なので、天気がいいと本当に機嫌も体の調子も良く、余計外に出たくてなってウズウズしちゃう。散歩で外を歩いてるだけで木や植物の緑が目に入ってきて、家の中は本当に風や光や自然を感じることができなくて、ツライなと思います。

アフターコロナで在宅勤務が増え、都市部に住むメリットが今後なくなってくると思うのですが、そうした時にやっぱり自然へのアクセスがしやすい環境に身を置きたいなと、想像を膨らましています。

4.どうぶつの森でやってることが、本当に自分がやりたいこと

前項にも通ずるところがあるのですが、今Switchのどうぶつの森にどハマりしています。小学校の時とかもやってたので、初ではないんですが、完全に私の中ではバーチャルリアリティと化していて、もはや一生どうぶつの森の中で生き続けたいと思ってしまうほど入れ込んでいます。

前作よりもファッション、家具、建物、街づくりなどの幅もぐっと広がっててとにかくスゴイ。なのでアイアンウッド調な家具集めてカフェ風な部屋を作ったり、島全体の都市計画を考えていて、回遊式日本庭園やシンメトリーなヨーロッパの宮殿の庭みたいなの作ったり、海際の商店街を作ったり、結構時間かけてやってます。

びっくりなのが、現実の私と真逆すぎる性格なこと。どうぶつの森内では私は毎日服を着替え、部屋も整理整頓し、住人に声をかけて周り、効率的に作業をするという謎に律儀なゲーム人格を発揮していて、「現実世界の私ってポンコツすぎないか」と少々虚しくなっています。

しかし、冷静に考えるとこうしたどうぶつの森での豊かな生活、野山を駆け回り、家を建てることは現実世界でも全部実際にできることんだから、現実世界でやればいいじゃんと思うのです。もちろん時間もお金も現実ではもっともっとかかるので、だからこそどうぶつの森は『ノー労力・ノーリスク』でできるから楽しいのですが、そのままの思想を現実世界でも実践していけばめちゃくちゃ理想の、豊かな生活ができるのだと気づかされました。

5.在宅勤務は意外と難しい

在宅勤務のが絶対快適だし、仕事も捗るし、楽だろう!と完全になめていたのですが、実際は意外と家にいるとやらざるを得ないこが多いし、集中できないので、ハードル高いなと痛感しました。

自分を律して集中して仕事することが全然できない
+意外と家事で時間取られる
+同居してる人の空気に飲まれる
+オンライン上のコミュニケーションが思うようにいかない

という複合的な要素で3週間くらいは全く調子をつかめず、慣れてきた頃でなんとなく自粛ムードも緩和されてきてしまったという、非常に有意義でない期間となってしまいました。もちろん彼氏と一緒にご飯たべれる時間を非常に貴重で、ありがたいのですが、一方で他人の目がないのをいいことに、本来のだらけた自分が強めになってしまいました。

出社することで、気持ちの切り替えや、やる気スイッチになってたのだとよくわかったので、今後はそこをうまく使って自分をコントロールできたらなと思いました。

6.お金が全然かからない、ネットの買い物は楽

昨日、会社で自分の分+上司×2の経費精算をしていて「こんなに変わるか!」と思ったのですが、リモート会議が増えたせいか交通費が以前の1/10くらいになっていました。それだけコストかかってたんだなとも。

また自分のクレジットカードの請求金額も半分くらいになり、このままの生活がつづけば貯金できていいな〜と思ってしまいました。

またネットでの買い物をあまりしてこなかったのですが、オンライン陶器市で器を買ったり、自社でも通販をはじめたこともあり自分もユーザー側を体験したくて、色々食品を買ってみたり、コロナあけたら着たいなと思って服を買ってみたりして、かなり便利なことを知りました。このまま不動産的なコストがなくなる社会にどんどんシフトしていくんだろうなと思うので、会社でもそうしたサービスの開発に取り組めたらいいなと、思っています。

7.彼氏と仲良すぎる

改めて仲の良さと生活する上での相性の良さを感じ、ありがたい存在だなと思いました。家族がいると気まずいから出社する、コロナ影響でDVなんて話もきいたりしますが、そう思ったことは1ミリもなく、お互いストレスもなく在宅ワークできていて、これって意外とすごいことなのかも?と。

一人暮らしだったら、もっとメリハリもないだろうし、話す人もいなくて寂しいこともあったと思うのですが、毎日会話もしっかりしてるので、友達と喋りたい、Zoom飲みをしたいといった気もあまり起きず。完全に家庭内で完結できてしまいました。

8.なかなか人は変わらないから、自分のスタンスが大事

リモートはじめて2週間目くらいに、プチ鬱というか、会社の人をシャットダウンしてたことがありました。それは、自分が思うこと仕事が捗らないでいたこと、コロナ情勢の不安もありましたが、それよりも会社のチームの人たちとスタンスや立場が全然ちがうことが理由でした。

チームの人たちは、もともと会社の近隣に住んでる人が多く、もともと自転車通勤していたので変わらず出社している人が多くいます。私以外がほとんど出社していたので「出社しないということは、やる気がないと思われているんじゃないか」と考え過ぎてしまい、取り残された気持ちになってしまっていたのが原因でした。

また、コロナ対策もあって新しく通販事業を立ち上げ、スピード感が求められていた時期だったことに加え、そもそもオンラインコミュニケーションが苦手なタイプの人が多く、仕事が回ってこなかったり、状況がわからない。私自身も今までのように夜間に仕事が振られても対応できないこともあり、完全にうまくいってなかったです。

事情は人それぞれだし、ここでリスクを侵してまで出社することはないと思っていたので、そのことを上司に伝え、納得してもらえたので、モヤモヤすることは引き続きあるけれど、スタンスを決めれたことで急がなくてもいいかなと思えるようになって、少し気が楽になりました。

9.発信者が多すぎてSNSダルい

コロナに入って、すぐに企画をして発信側に回れるクリエイターな人たちは本当にすごいなと思う一方、インスタをひらけばインスタライブしてる人が同じ時間帯で5人くらいいたり、おうち時間動画をあげてる人が増えたり、〇〇リレーしてたり、正直、供給過多で情報疲れしてしまいました。

私も最初の方は雑ながらもご飯の写真をあげたりしてましたが、みんなの素晴らしい生活はすごいけど、常に誰かの影がある状態がすごくイヤで、SNS系のアプリは全部消しました。

今後も普通に見たいやつを見たい時だけ、ブラウザでみて、もっとスマホから離れる生活にシフトしたいなと思っています。もちろん友達から忘れ去られそうだなと、心配はあるのですが、もう少し内側から発信したいものが見つかった時にまたやり方を考えればいいかなと思って、粛々と過ごすことにしました。

この文章も突然書きたくなった次第なので、一応ツイッターだけアップしてみます。

10.「人と繋がる」は努力の賜物

色々と書きましたが、コロナ在宅期間で『自身と他人との関係性』を自分がどう思ってるか、客観的によくわかりました。

私は人との繋がりとかなくても全然大丈夫で、むしろノイズと思ってしまう節がある、ということでした。結局Zoom飲み会も3回くらいしかしてないし、一応、週1くらいで会社以外の人とオンラインで喋る機会はあるものの、積極的にしたいと思うのモチベーションはそこまで生まれませんでした。

また、もともと連絡を返したり、スケジュール管理が苦手だったりしたことに拍車がかかり、結構オンラインの予定を忘れていて直前で気がついたり、飛ばしてたり、連絡を返さなすぎて心配されたりしてしまい、外での気が張ってる状態はむしろいい方向に作用していたんだなと、気がつけました。

なので、こうして外出自粛期間中にも積極的に人との繋がりをしている人は、努力してるのだなと、尊敬の念を抱かざるを得ません。


後書き

こんなこと言ったら不謹慎ですが、私はコロナ期間を通して自分の内面を見つめ直すことができて、大切なものがよくわかったので、貴重ないい時間だったなと思っています。

よくいうアフターコロナで、世の中の価値観がグッと変わって、働き方がもっと個人に寄り添ったものになり、ビジネスは本当にいいものが残り、必要な需要と供給の見極めが起こり、淘汰されていくんだとうな、そうなったらいいなと思っています。

私の会社も、不動産や飲食店に基づいた事業を展開しているため、正直、職を失う可能性もあってヒヤヒヤしてるんですが、そうなったら実家で家庭菜園を手伝いながら食いでけばいいかな、と思ってます。以上です。

今後、発信というか何かしら外に出すこともしなきゃまずいなと思っているので、相変わらず腰が重いですが、レシピなのか、動画なのか、はたまた料理じゃないことなのか、なんか新しいことをはじめたいなと思ってます。

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