"やさしい"と"やさしさ"
お久しぶりです。しゃどかのです。
こんなに間を空けてすみません...。これからもこんな風に気まぐれ投稿になると思いますがどうかお付き合いください。
さて、突然ですが、皆さんは「この人はやさしいから好きだな」とか「この人は厳しいから嫌いだな」など思ったことはあるでしょうか。
学校でも社会でもこれは誰でも思うことです。
では、"やさしい"とはどのようなものでしょうか。
今回はこれを詳しく掘り下げていきます。
多くの人が思う"やさしい"
多くの人は、"やさしい"をこう捉えているかと思います。
怒らない、和やか、親しみやすい、etc.
さらに、コトバンクにはこのようにあります。
性質がすなおでしとやかである。穏和で、好ましい感じである
これが、外から見える"やさしい"です。
では、これらは本当に自分にとっての"やさしさ"なのでしょうか。
"やさしい"は偽りの"やさしさ"?
具体例を挙げてみましょう。
Kさんはそろばん塾に通っていてS先生から教えてもらっています。S先生はやさしいことで定評がありました。
ある日、Kさんは珠算検定で落ちてしまいます。Kさんは落ち込みましたがS先生に「大丈夫。まだたった一回落ちただけだから。次があるよ。」と励ましてもらい元気をもらいました。
ところがまた次の検定でも落ちてしまい、S先生に同じように励ましてもらいました。これが数回続くうちにKさんはある答えにたどり着きます。「S先生は自分のことをよくわかっている。何回落ちても励ましてくれるから平気だ!」
その後Kさんは上達することは無くそのループを何度も繰り返すのであった。
いかがでしょうか。少し無理やり感がありますが即興で作ったものなのでご了承ください。
この話で何が言いたいのかといいますと、
このような"やさしい"は人をダメにする可能性がある
ということです。
しゃどかのは、
これは"やさしい"ではあるが"やさしさ"ではない
と捉えています。つまりは"やさしい"と"やさしさ"は別ということです。
"やさしい"と"やさしさ"のちがい
少し頭が痛くなってきますががんばっていきましょう。
"やさしい"はさきほどの例のようなものですが、"やさしさ"とは一体何でしょうか。
答えは国民的アニメ「ドラえもん」にあります。
先生が怒るシーンがありますね。そのあとドラえもんが高い確率で「それは君のためを思って...」と言いますよね。
それが"やさしさ"です。
先生が怒っているのは、のび太の将来を心配しているからです。
普段、自分たちが失敗して怒られるのも同じ誤りを起こさないようにするためです。
つまりは"人を思いやる気持ち"が"やさしさ"なのです。
もちろん例外はあります。それは自分で考えてみてくださいね。
いつも失敗したら怒るような厳しい人は、自分たちのその後を心配して怒ってくれているのです。少しやり方が上手ではないから良いイメージは感じませんが、でも、それがその人にとっての"やさしさ"なのです。
ですが、決して「厳しいは正しい」ではありませんのでご注意ください。
まとめ
いかがだったでしょうか。では、今回のまとめです。
・一般的な「やさしい人」は外側から見た"やさしい"しか見えていない。
・"やさしい"だけでは人をダメにする可能性がある。
・"やさしい"≠"やさしさ"
・"やさしさ"は内側にあり、周りからは見えにくい。
・"やさしさ"は"人を思いやる気持ち"
・"やさしさ"≠厳しい
かなり情報量が多かったかと思います。お疲れさまでした。
これを機に周りの厳しくてあまり好感が持てない人の見方を変えて見てはいかがでしょうか。何かが見えてくると思います。
最後にこれに関する歌詞を紹介して終わりにします。それではまた、次の機会に。
足りない言葉並べても 本当のことは伝わらない 優しいだけじゃ守れない 正しいだけじゃ伝わらない bravery L'Arc~en~Cielより
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