私の1月
師走以上に、色んな意味で駆け巡った1ヶ月だった。
現在私は、ニューヨークの教育大学院に留学しながら、音楽演奏・制作活動や就活、教育関連のプロジェクトなどに携わる毎日を送っている。
院では新学期が始まったが、履修選択に関してアドバイザーや教授に相談したり、授業の予習や早速出された課題に追われている。
今学期の一人暮らしに備えて買い出しに行き、掃除道具やら日用品の大荷物を抱え込み電車に乗る。
ふいに日本食が恋しくなって日系スーパーへ足を運ぶ。納豆を7パック買ってきて、冷凍庫に突っ込む。
隙間時間があれば、音楽制作やYouTube用の動画作りなどに励む。
次の新曲はできれば3月にリリースしたく、あとはボーカルとバイオリンだけ録音するだけなのだが、まだレコーディングスタジオの使用許可が降りてないので待機中。
もしかしたら4月の初めリリースになるかもしれない。
旧正月には、中国人の友人たちがパーティーに呼んでくれた。彼らが一つ一つ手作りで用意してくれた料理一品一品がびっくりするほど美味しくて、お腹がはち切れそうになるくらい食べさせてもらった。私の他に韓国人の友達も呼ばれていたが、急にみんなでお互いの言語を教え合うことになり、中国語、韓国語、日本語、英語の四カ国語が飛び交った。
長テーブルいっぱいに敷き詰められた色とりどりの手料理をみて、私もいつか自分の料理を友達に振舞ってみたいなあなどとぼんやり考えた。
今学期は、アメリカにおける移民の子供たちの教育の現状や、どのように教育が多様性に応じて変わっていくべきなのかを学ぶセミナー授業 "Immigration and Curriculum" をとっている。
生徒約八人と教授との濃い議論を通して、課題に対するより深い理解と行動力を身につけたい。
最近アメリカでは銃乱射事件が多発し、人種差別にまつわる事件もあまりにも多く、心が折れる。
個人的にこの授業内容は、学びが濃く多く、さまざまな視点から熟考し発信する価値のあるものなので、今後またしっかりnote記事として投稿しようと思う。
あっという間に1月が終わってしまったが、頭の中だけで駆け巡るのではなく、今後はもっと自分の考えを言語化していく努力もしていきたい。