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勝てる社長の応援コラム vol.245

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小山昇が斬る! 本日のカン違い

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わが社で開催しているセミナーの中で、社長が参加する「実践経営塾」がありますが、そのセミナーで使うソフトのひとつに「社長の決定ソフト」があります。
 
このソフトの修正やカスタマイズをして下さっているのが、株式会社コアファインの風呂田さんです。
 
彼の頭の中には、「社長の決定ソフト」のプログラムが詰め込まれています。
でも、しばらく使わないでいると、どこにデータが置いてあるかなどを忘れてしまいます。
 
ですから、私は、二ヶ月に一度は必ず、どうでも良いことも含めて、彼にソフトの修正を依頼しています。
 
多くの方は、ちょこちょこソフトを修正するよりも、まとめて
修正したほうが安上がりと思われるかもしれませんが、時間をおくと、作った人がそのソフトを忘れてしまったり、さらには、修正しなければならないプログラムを見る気がしなくなってしまうのです。
 
だから、かえって機会損失になります。
 
気づいた人がこまめにソフト会社に要求をして修正してもらうのが、使い勝手の良いソフトを作るコツです。


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P.176 №0970(0855)【ソフト】

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業務知識の習得が一番大切です。
そして、利益アップのポイントをつかむことです。

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わが社の経理ソフトは「元気が出るシステム」を使っています。
先日、開発元の岩手の会社からK所長が来られ「ルートマンの売上別、商品別、粗利益別のデータが一画面で見られる」ソフトを作ってきて下さり、プレゼンで見せてもらいました。
 
データがCSV形式に出力できるということでしたが、出力しただけでは忘れてしまうので、同時に本人のメールアドレスに送信できる仕組みにして欲しいと要求しました。
 
また「目標売上」というコンテンツがありましたが、それは不要。
それより「前年」「前月」「前週」の売上が自動的に出てきた方が良い、など、「ここを直して欲しい」、「こういうふうにしたほうが良い」と、たくさん注文をつけました。
 
さらに、わが社の店長が求めているのは、自分の成績が上がることだけですから、成績グラフも、4週間前と比較して2%以上上がっていたら「緑」、並びだったら「黄色」、2%以上下がっていたら「赤」あるいは「ピンク」と、色で表示して欲しいと言いました。
グラフが高いか低いかはどうでもいいこと。パッと見て、誰が上がっていて、誰が下がっているかが重要なのです。
 
そして、画面には全員表示する必要はない。
表示するのは5人ずつ、一画面で上位5人の成績が見られればそれで良いのです。
 
修正できたシステムが届くと、現場でリアルタイムにデータを見ることができます。
どの商品を、誰がどれだけ売って、対前年/対前月/対前週と比較してどうなのかを見ることができるようになります。
 
利益アップに繋がらないソフトは、時間の無駄です。
いくらコンピュータでデータを管理しても、業績は上がりません。
 
会社の業績が悪いのは、管理不振ではなく、販売不振です。
そんな単純なことがわかっていない社長が多い。

(ある朝の早朝勉強会にて)

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