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心の病気だった頃のハナシ

たまにこの話すると驚かれるのですが
18歳〜27歳くらいの頃まで心療内科に通ってました。

パニック障がいでした。

きっかけは、高校受験。


兄の高校受験の失敗を目の当たりにし、母1人で4人を育てるウチには私立にいくお金がないので
絶対に落ちてはいけないとプレッシャーを自分にかけてた。

1番得意な教科のテストを受けている時、
突然、何故だか問題の字が読めなくなり、息苦しくなって体全体が痺れて焦燥感に駆られた。

手を上げて退室。別室受験。

斜め前の席には同じ中学の友人が心配してこちらを見てるし、
プライドもズタズタ。

意識は朦朧。自己嫌悪で泣いてる自分。普通に歩けない。
力も入らなくなり、移動中、自分の筆記用具を何度も落として拾う。



これがトラウマとなり、高校と大学の頃は
中間、期末試験は別室で受けた。

別室受験の許可貰うために大学の教授たち10人いる部屋の中で面接した。
担当ゼミのおば様先生に馬鹿にされて悔しくて泣きながら帰る。


それでも別室が良くて。良いパフォーマンスで受けたかった。
おかげで常に成績優秀で、留学時に無償の奨学金を60万くらい頂いた。

一時は満員電車も乗れず各駅停車で通学。片道3時間くらいかかる日々。

私の場合、人が沢山いてピリピリしてる密室がダメ。


その頃の口癖は
どうしよう、どうしよう。
普通の人間になりたい。


生活に支障が出るので
病院で、精神安定剤をもらうようになった。

この薬がすごく嫌だった。
服用している自分が嫌、薬を飲むと副作用がある。

10種類以上色んな薬を試してた。

心療内科はいつも激混み。
先生は疲れてて冷たい。
薬代高い。


本当にあれは麻薬だと思う。


私自身、薬を毎日飲んでいて、

子供産めなくなるかも。

震災起きたら薬手に入らないじゃん。

と気づき、勉強して治そうと決意。

自分でまとめたノートを持って、病院の先生に質問の嵐。
先生引いてた。笑

病院は結局薬を紹介するだけ。
そして経済を回すためだと気づく。


私は、気分を落ち着かせるセロトニンというホルモンを増やす薬を飲んでたので、薬以外でセロトニンを増やす方法を勉強をしてみた。



セロトニンは腸で作られることがわかり、腸を綺麗にすれば良いのか!と知り、
腸に良い生活に変えたところ、薬を飲まなくなった。

そして今に至る。

パニック障がいは、若い女性に多いと聞いたことがある。
生理前とか、情緒不安定になりやすい時期にも発作を起こしやすくなる。

当時、自分が嫌すぎてたけど、自分に言い聞かせてた言葉があって。


病気の経験をすると、同じ経験した人の気持ちがわかる。
だから、より優しい人間になれる。

いろんな経験した人は人生得してる!
だから今もいろんなことに挑戦し続けられるのだなと思いました。

誰かのお役に立ちますように。

読んでくださりありがとうございます。
暑い日が続きますが、無理せずお過ごしくださいませ。

先日大学にゲストスピーカーとして行きました!