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個別療育と集団療育の違いについて
こんにちは。MIOです。
本日は息子の療育についてお話したいと思います。
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実は息子、個別療育と集団療育の2つを経験したことがあります。それぞれ施設が異なり、療育の目的も違いました。
そうなった理由が、息子が最初に診断を受けた時の結果が『知的障害を伴う自閉症スペクトラム』であったため。
私のエリアの療育施設は、知的障害のある子とない子では利用できる施設が異なりました。
そのため、最初は『知的障害がある子』に対しての療育が行われたわけです。
しかし、その後の検査で知的障害が無いことが判明。そのため現在の施設に切り替わり、内容も集団療育へと切り替わりました。
はじめての個別療育
個別療育は、非常に学びの多い時間でした。
利用した施設が新しく出来たばかりで、最先端の療育を行っていたこともあり、全てにおいてとてもシステマチックに物事が進んでいった印象を持っています。
曖昧な表現を嫌う私にとって非常に分かりやすかったですし、きっと息子も同じように居心地の良さを感じて過ごしていたのではと思います。
療育の内容は、先生と息子が一対一でおもちゃを使って遊んだり、絵カードを使って勉強するというもの。
目標は「しっかりと座り続け、目の前のことに集中する」。なかなか出来ませんでしたが、その度先生が上手に正してくださり、療育で集中力を養いました。
ただ、先程記載した通り、息子には知的障害が実際には無かったわけで、療育の内容が完全に息子に合っていたかというと、そうでは無かったのだと思います。
息子は集団時の協調性や自立性に欠けているところがあり、それを補うためには個別療育では間に合っていない印象でした。
心理療法士の先生からも「知的障害が無いなら、集団療育に切り替えるチャンスだし、そうした方が良いと思う」と提案をいただき、約1年で療育施設を変更することになりました。
アットホームな集団療育
次に受けることとなった(そして現在も受けている)集団療育は、前回の個別療育と比べると全く異なる内容の療育でした。
施設の色があるなぁと感じたのはまず『アットホーム感』。個別療育の時のシステマチックな感じが気に入っていた私(ASD+ADHD)にとって、最初は慣れるまでに時間が掛かりました。
※特性上、アットホーム感を求めていないのもあったと思います……。
しかし、先生方のあたたかさや、何より療育を楽しむ息子を見て、徐々に私の心も慣れ始め(笑)、療育の送迎を楽しめるようになりました。
集団療育の内容は、小集団(4人)で1つの物事に取り組むというもの。
目標は「集団行動における協調性を養う」ことです。
前回の個別療育とは全く異なる内容や目標は、今の息子にとってはぴったりでした。療育を受ける息子の姿を見て、「本来受けたかった療育はこれだった」と思い、安心したものです。
東京都でもエリアによって随分と療育を受けられる回数に差があるようですが、私のエリアは息子のレベルで月2回です。
(同じ東京都でエリアの異なる友人の子供は、息子よりもDQが高くても週1回受けています。)
回数はこれ以上増やすのは現状難しいため、1回1回を大切にして療育に励んでいます。
さいごに
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個別療育と集団療育、二つの経験をした息子と私ですが、それぞれの良さを吸収して今があります。
これからも療育の時間を大切にしながら、息子の成長を見守っていきたいと思います。
MIO