詩 『カフェのレシート』
テーブルの上のレシートが
会話の名残を伝えている
裏側に刻まれた焦げ茶の半円
コーヒーの匂いを少しだけ漂わせて
ここにいるよと訴える
ざわめきは気にも留めず
紙片の主張を消し去ってしまう
角の折れた長方形は
取り戻せない原型に憂いている
表の黒も本物じゃない
ただ気付いてほしい
鎮む片隅を
求めてること
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テーブルの上のレシートが
会話の名残を伝えている
裏側に刻まれた焦げ茶の半円
コーヒーの匂いを少しだけ漂わせて
ここにいるよと訴える
ざわめきは気にも留めず
紙片の主張を消し去ってしまう
角の折れた長方形は
取り戻せない原型に憂いている
表の黒も本物じゃない
ただ気付いてほしい
鎮む片隅を
求めてること
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