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札幌NoMaps2日目!キャリアの道筋は日々変化し、再生産できない。

NoMaps2日目。1日目は交流会にしか参加していないので、いよいよ本番です。色々なセッションに参加したり、さらに交流したり、私自身も教育のセッションに登壇をさせていただきました。

教育コーディネーターをテーマにしたセッションだったのですが、その中で「コーディネーターの前段のキャリアとしてオススメのものはあるか?」という質問を受けました。

私は大学時代から教育(主に当時はキャリア教育)の企画やコーディネーターに関心があり、それで卒論も書いていました。しかし、卒業後の進路として当時そんな職業は存在せず(少なくとも新卒を採用する枠組みにおいては)、企業の人材育成や採用に関わる企業に就職しました。

今はコーディネーターを新卒で選ぶことのできる時代です。しかし、新卒で選んで良いものなのかどうか、まだまだ育成環境が整っていなかったり、その次のキャリアが確立していなかったり、課題も多々あります。

では同じように人材系企業か?教育分野において、リクルートを始めとする人材系企業出身者はたくさんいます。(※私はリクルートではないです)
私もその経験がとても生きていて、仕事の進め方という意味でも、業界理解という意味でもこのステップを踏めたことはとても良かったと思っています。
では、今から目指す人がこのキャリアを踏むことを勧めるかというと、それも時代が違うからお約束はできません、という気持ちです。

そういえば、20代後半にNPOで働いていたときも、ちょうど過渡期でした。
一般企業からの転職が増えていたり、中には新卒を採る組織が出てきていたり、「NPOで働くのってどうなの?」とよく相談を受けました。
今はソーシャルベンチャーの方が活況で、NPOへの注目は減ってきたようで、また時代が変わっています。

いま東京で働くことと、10年前に東京で働くことと、10年後に東京で働くことの意義や価値は全く違うはず。
先人の経験談は参考にこそなれ、時代が変化しているからには同じ道を同じように辿ることはできないなと思ったところでした。

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