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運用効率の良い投資信託を見分けるコツ



■投資指標の重要性

皆さんこんばんは、現役銀行員のそうです。
本日のテーマは、
『運用効率のいい投資信託を見分けるコツ』というテーマでお話ししていこうと思います。
ぜひ皆さんも投資信託を選ぶ際に、この指標を知っておくと便利だなという指標を紹介します。
せっかく投資するんだったら、リスクの割には高いリターンを上げられている投資信託に皆さん投資したいと思うんですね。
投資信託も6000本くらい種類があると言われているので、同じような地域だったり、同じような資産に投資しているんですけど、パフォーマンスって全然違うんですね。
それを簡単に見分ける指標があるので、今回はそれをお伝えしたいと思います。

■シャープレシオとは

その指標というのが、「シャープレシオ」という指標なんですね。
これが簡単に言うと、この数字が大きければ大きいほどリスクの割にリターンが高い事をしめしてます。

低リスクで高いリターンを上げていますよということがわかるんですね。
このシャープレシオの求め方なんですけど、どういう計算で求めるかというと、リターン➖リスクフリーレート、リスクを取らずに得られる利率ですね。
例えば提供金の利率とか元本保証の商品、国債の利回りとか使われたりするんですけど、それ割るリスクですね。
割ったものがシャープレシオなんですが、せっかく投資しているので無リスクの資産よりかはリターンを上げたよねということでこういう式になります。

引用:フィデリティ証券

https://www.fidelity.jp/fund-guide/fund-search/sharp/

■シャープレシオの注意点

これ便利な指標ではあるんですが、注意してほしいところが2点ほどあります。
それがまず比較対象ですね。
比較対象に関しては同じ資産で比べてほしいんですね。
国内株式のものと海外株式だとちょっと為替とかも絡んできているので、あまり比較対象としてはお勧めではないです。
国内株に投資している投資信託だったら国内株式同士のファンドですね。
海外株だったら海外株式同士。
あとは債券と株とかは全く変動率が違うので、同じような資産で比較してほしいというところと、あとはどの期間を切り取っているか、1年の運用なのか3年の運用なのかというところも注目してほしくて、切り取った期間によっては全部の資産が値上がりしてますよっていう期間もありますよね。
全部というか、だいたいどのファンドもこの期間だったら高いリターンを上げてますよね。
アベノミクス相場とか、そういう短い期間だけだと本当のそのファンドの実力って測れないので、できれば3年とか5年とか長い期間で見てあげるのもいいのかなと思います。
どの3年なのかとかどの5年を切り取っているのかっていうのも大事になるので、なるべく5年10年とか長い期間で出ている数字の方が信頼性が上がるかなと。
あとはどうしてもシャープレシオがあくまでも過去の運用実績に基づいた評価なので、今後も同じような運用成績であるということは保証されていないというところは注意していただきたいんですね。
参考に、過去こういう大きい下落局面ですね。
コロナショックとかリーマンショックとか、でも変動率を抑えているよとか、過去そういう運用してくれた会社は今後そういった何とかショックってなった時も、やはり下落を抑えてくれるという可能性もあるので、ぜひ参考にしてみていただければと思います。
このように収入を上げる、支出を下げる、運用するをテーマに発信していきますので、よかったらフォローよろしくお願いいたします。

今回は以上です。
ご覧いただきましてありがとうございました。

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