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中山道11 追分宿→八幡宿

▽1991年3月
23歳 30年勤めた会社の入社前に、東海道を歩きました。
▽2021年3月
53歳 30年勤めた会社の退職後に、中山道を歩き始めました。

京都まで一気に歩く、"気力"、"体力"、"時の運"、が無いので、行けるとこまで歩く事を繰り返します。

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2021.05.16


1.油屋さんのお心遣い

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朝起きると、部屋の前に木箱が置いてありました。
昨夜階段をやっとのことで登っていた、哀れな私の後ろ姿を見られていたので…。
迷惑をかけてしまい、かたじけのうございます。

夜中にお持ち頂いたと思われます、感謝しかありません。
形は違えど、こうこういったお心遣いに背中を押され、旅を続けた人も多かったのでしょうね。

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油屋さん、ありがとうございました。
頂いたシップとテーピングを膝に貼り、まずは千曲川を超えを目指します。


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今朝も雨の中山道、先人たちは雨の中、どんな気持ちで歩いていたのか、妄想しながら歩きます。


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宿場町中心街のの洒落たマンション。都心の高級住宅地の低層マンションみたいです。


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なかよし地蔵尊、支えあっててかわいい。


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まだありました、夢の箱。昨日から数えて3つ目です。


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おいしそうなパン屋さん。
左側のテラス席の前には、小川が流れてました。


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追分宿、お世話になりました。
油屋さん、ありがとうございました。


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ここが追分宿名前の由来となる、
左・中山道、右・北國街道の追分。

追分を辞典で調べると、
「道が左右に分かれる所」
まさにそんな場所です。


2.中山道69次資料館

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追分の近くに、中山道六十九次の旅ミニチュア庭園がありました。
スタートの日本橋には、橋がかかっている。面白そうなので歩いてみます。


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最初の板橋宿、ここにも板橋が!
ひとつづつ丁寧に作られてます。


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我らが浦和宿。


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我が家の近所の中山道のケヤキの説明。
なんとリアルにケヤキが植えてある!


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深谷宿の見返り松、寒冷地では育ちずらい黒松を持ってきて植えている、凄いぞここは。


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安中の杉並木。あったあった。


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えぇ〜この石、昨日叩いた石だ、横川の手前の森の中の上り坂にあった空洞みたいな石。確かに同じ音がする!


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この石は碓氷峠の途中にあった。
なんなんだ此処は!


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お膝元の追分だからといって、他と同じ扱い、素晴らしい謙虚さ。


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途中割愛しますが、これから歩く事を妄想しながら、ガイドブックでプランニングした際に、紙の上でしかお目にかかってない宿場町を、予習兼散策しながら三条大橋に到着。
歩いた人の心をわしづかみする、素晴らしい場所でした。

後から調べたら、正式名称「中山道69次資料館」、隣に資料館があったようです。気付かなかった~。
雨とはいえ、視界が狭すぎました…。


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軽井沢の外れとはいえ、洒落た雰囲気の建物や庭がまだ続いてます。


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三國シェフのレストランだ!
旧軽井沢にもあったけど、なんか休んでいるみたいな雰囲気だった。


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多分サニーレタス、美味しそう。


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リゾートトラストの会員制ホテル、ゴージャスです。


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御影用水温水路、軽井沢の白糸滝や千ヶ滝から流れてくる農業用灌漑水路の水があまりにも冷たかったので、写真の先で広く浅くゆっくり水を流す事で1.5℃も水温を上げています。なので”温水路”と呼ばれてます。



3.御代田町

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"みよたまち"、今まで読めなかった。
長野県内移住数No.1の人気の町。若者も多いみたいです。


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長野県に入ると、道標の主役は、中山道ではなく、中部北陸自然歩道。


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これは御代田町作。


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これもレタスっぽい、土がいい色してます。


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なんと!薪用の倉庫がある、燃料として現役なんですね。という事で、薪文化が残っているのでは?と妄想し家々の屋根に着目すると。


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建物の新旧含めて、結構ありました。街道歩きの妄想が現実になる瞬間、これが地味ですが楽しいのです。

虹の色が徐々に変わるように、街道沿いの風習も移動と共に徐々に変わって行きます。



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タイの王宮みたいなお家が突然あらわれます。
由来は妄想出来ませんでした。


4.小田井宿

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目立ちませんが、うっすらと小田井宿に入りました。
雨はまだまだ降り続きます。

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観光マップに、なかなかアグレッシブなお祭りを二つ発見!

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夏祭りは熱く
龍が火を吹いてる!

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冬祭りは冷たく
人に冷水かけてる!


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案内看板もうっすらと。


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のどかで静かでうっすらとした宿場町、お邪魔しました。


5.突起物付鬼瓦

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うっすらとした看板の佐久市に入ります。

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独特の鬼瓦発見!
妄想開始、これは類似個体発見の期待が持てます。

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あっ…

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この家も…

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あの家も…

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お蚕様の屋根にも…

あったのはこの付近だけでした。
近くにジャイアンみたいなやり手瓦職人が住んでおり、売り歩いていたのかもしれません、妄想です。


6.現役ハイブリッド火の見櫓

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おおっ
防災無線付け放題の火の見櫓。
ゴジラが現れて予備電力がなくなった時は、
町長が上に登り、町民に叫ぶのでしょうね!


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周辺にも現役火の見櫓が散見されました。赤い電球があるのですね。


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下の方に何やら注意書きが。


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成る程〜。
水防信号も兼ねているんだ。
避難立退は「乱打」と書いてある、千曲川が荒れてたのかなぁ。


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降りやまぬ雨の中、のどかな風景を抜けて、


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あと少しで岩村田。


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初めて見る漢字。


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こうげつはら、と読むんだ。


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攻めているラーメン屋さん。
「新そば入りました」みたいに「わさびつけめん」と貼ってある。
ざるそばの麺がラーメンなのか?蕎麦食べたくなってきた!


7.日本三大ケーキのまち?

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りんご畑がありましたので、意外なネタをご披露します。
なんと佐久市は、神戸、東京自由が丘、と肩を並べ、日本三大ケーキのまちになっているのです。りんごを始めとする上質なフルーツが豊富に収穫できることと、ケーキの本場フランスと気候が似ているからといわれてます。

とはいえこの後、ケーキ屋さんには1店舗しか出会えてなくて、中山道沿いにはあまりないのかもしれませんね。


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ただし、順番は前後しますが、商店街中心部に圧倒的存在感のショコラの店がありました。
私、チョコレート苦手だけど、ここは美味しそう。佐久が本店で、松本と東京の麻布十番に店舗があるそうです。


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上信越道を跨ぎ。


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何故か茶色いエネオス。


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住吉神社。
この石道標、黒光りしていて明らかに異質なので、調べてみたら1735年(享保20年)建立と書いてある、石って丈夫ですね。


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住吉神社。た奥まで入り参拝したいが、目の前の3段の階段すら満足に登れない状態なので、こちらにて断念。


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そういえば、こちらのお屋敷、街道に面した間口面積が広い。高崎過ぎた辺りから、うなぎの寝床みたいな建物が少ないなぁ。税金の取り方が地域によって違うのかもしれませんね。

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それでいて奥行きも結構ある。


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モテキ♡


8.商店街

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さぁ商店街だ!
屋根が付いてる。
この雰囲気は高崎以来だ。
テンション上がります。


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閉まってる、あぁ、仕方ないのか…


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酔っ払いみたいなエルビスの客引き!


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入口にゲートがある横丁。
このゲートって、暖簾みたいな誘客効果がありますね。ゲートなので営業していなくても堂々と暖簾出せるようなものか。
私は間違いなく引き寄せられます。


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意識高い系のゲストハウスもありました。いい感じです。


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”おいでなん処”、空家の商家を活用したコミュニティスペース。
岩村田は商人の街で、ここと高崎だけが、中山道で本陣脇本陣がなかったそうです。
どうりで高崎に似ていると思った訳だ。


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数珠⁈

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路を渡って下から見上げて、

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後ろから見つめて、振り向くと、そこにはお蕎麦屋さんがありました。


9.司馬遼さんが寄ったお蕎麦屋さん

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いい感じじゃありませんか!
かき揚げ冷やし蕎麦を迷わず注文。

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じゃ〜ん!
ざるそばと別々に盛ってあるのかと思ったら、ぶっかけ風でした。


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私が熱心に中山道の地図を読んでたので、店主が得意げにこの本を持ってきました。
司馬遼さんが”街道をゆく”の取材で立ち寄った店だったのです。

県外からと思われる蕎麦目当てのお客様が、入れ替わり入ってきます。

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お店が載っているページを読みなさいとすすめられ、"坂の上の雲"以来に読む司馬遼さんの文章。3巻で挫折しましたが・・・・。
読むと、暑い日にビール飲みながら店のテレビで田中角栄さん逮捕のニュースを見た、と書いてありました。
味のこと一切書いてない…。

いただいたかき揚げは、ホタテがたくさん入ってて、佐久なのでサクサクで、燃料とともに胃に流し混み、脚の痛みを忘れられた、幸せなひとときでした。
日本酒がなかったのが残念というか、あったらここで終わってました。


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さて、歩き始めます。
雨がやみました。
近くの飲食店の上には、みんなで戦っている絵が飾ってある。


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商店街はここでおしまい。

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小海線の踏切渡って。


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ちょうど来たのでパチリ。


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のどかな景色の中を。


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次の宿場町、塩名田宿に向けて進みます。


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凄まじい規模の大開発をしてます。
広大の土地の向こうが北陸新幹線の佐久平駅。
さらにその奥が浅間山、山麓しかみえない。このまま姿を見ることなく、和田峠に着いてしまうのか…。


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りんご畑、秋の収穫期にみた事があるのですが、真紅のりんごが、よく幹があの重さに耐えられるなぁと思う位たわわに実ってました。
見事ですよ。


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上信越道をくぐります。


10.田植えとお墓のある風景

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田植え真っ盛り。

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田んぼの真ん中に、お墓が寄り添うように集まってる場所が目につくようになってきました。


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ご先祖様が近くにいるって、なんか安心感があって、いいですよね。


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トトロにでできそう、観たことないけど…。


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火の見櫓と旧家。


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元煙草屋さん。


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美しい曲線の壁。


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ハルジオン?シメジオン?


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これは立派でしたが、なんだか覚えてません。

後方には八ヶ岳連峰がみえているはず。


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お洒落な林檎農家さんの家とりんご畑。後方に浅間山がみえたら最高の景色でしょうね。


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旧道から更に横道に入っていきます。


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集落を抜けると、かなり高い幟旗用のポールが道の両脇に。
祭りの時に飾られるのでしょうね。


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北陸新幹線もこれで見納めかな。


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黒壁の中に、小さな灯籠が。


11.塩名田宿

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千曲川を渡る手前の宿場町。
川の氾濫に備えて後から中山道に作られた為、普段は静かだったようで、現代にも静けさはしっかりと引き継がれてます。


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ふたたび雨が落ちてきました。
坂本宿と同じ様に屋号の表札が、各家々に飾られてます。


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屋号でまちづくり、この発想はシンプルですが、わかりやすくて好きです。


12.燕の待合室

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バス停で雨宿りをしてたら燕の巣が。雛はずいぶん大きくなってます。

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やがて餌を頬張った親鳥が一羽、

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そしてもう一羽やってきます。
こんな間近でみたの初めてかもしれません。
幸せをありがとう!


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日本橋から来た中で、一番大きな街道の案内所看板。


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初めて中山道を使った店に出会いました。


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風格ある建物、こちらは酒屋さん。


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美味しそうな和菓子屋さん。


13.千曲川超え

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中山道は千曲川の船着場に向けて、脇道の階段を降りていきます。


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この景色は味わい深い。


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突き当たりが千曲川の堤防。


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着いたぞ〜千曲川!

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千曲川は信濃の國・長野県から新潟県に入ると、信濃川に名前が変わり日本海に流れ込みます。長野県を出たら信濃川なんですね。


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渡った先から眺める塩名田宿。
中央の建物が竹廼家さん、現役で活躍してます。


14.八幡宿

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斜面と綺麗に調和した家。
中央下段の瓦屋根の積み方が芸術的!


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軽井沢西ドライビングスクール。集客のために、名前を変えたんでしょうね。
ここ軽井沢じゃないよな…。


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鬼瓦が低い位置にあったのでパチリ。家紋が二種類ありますね、なんだろ?


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坂を下って、


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畑を抜けて、


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田圃を抜けて、


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八幡宿に入ります、中山道の宿場町間最短の2.7㎞でした。


15.八幡神社

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今日はここまで、脚を引きずりながら、目的地まで来られた事のお礼と思い、鳥居をくぐると、全てが想像を超える造りでした。


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木彫りのデコレーションケーキみたいな楼門。まだケーキのまち佐久市なので・・・・。


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旧本殿である高良社、小さいが威厳がある。黒い扉にと柏・菊・桐の金紋が異彩を放っていた。


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こちらが拝殿。


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雨の中輝いていた白い花。


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トトロみたいなバス停で帰りのバスを待ちます。トトロ観てませんが・・・・。


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今回は人が写っていなく味気なかったので、最後に私で我慢してください。

ふぅ~、久々の修行の様な旅でした。


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北陸新幹線佐久平駅までバスで15分、そこから新幹線で大宮まで約60分。あっという間ですね。


次回は2週間後に中山道最大の難所”和田峠”を超えて、目的地の下諏訪宿を目指します。脚を治さないと!



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