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聞き手がいない状況で説明してみてわかったこと

この9月から、東京都職員の皆様の自己啓発支援を目的とした動画講座「働きがいのある職場をつくるとにかく伝わる説明3つのコツ」が公開されています。

この動画講座、7月に収録を行いました。

都内のスタジオで収録をしたのですが、これがまた本格的なスタジオで。
初めての経験でドギマギ……。

いつもはリアルであれオンラインであれ、聞き手がいる状況で話をしていたので、誰も聞き手がいないという状況は、かなり勝手が違うと感じました。

「~ですよね?」と問いかけても、「ウンウン」と頷いてくれる人がいないという状況はかなり不安です。

普段、いかに聞き手からのリアクションに助けられていたかということがわかりました。

不安だからでしょうか。
いつもと比べて言葉が多くなりました。

自分でも話していて「なんかくどいかも?」と感じることもあるくらい、同じ言葉を繰り返したり、同じ内容を表現を変えて伝えてみたりしていました。

動画講座って、基本的に「ひとりで」見るものなので、私も1対1で話すように心がけていました。

問いかけるときも、「みなさんは…」ではなく「あなたは…」にしました。

「自分に語りかけてくれている」と思ってもらえるようにするのがポイントではないかと考えています。

いやー、でも、こちらから一方通行で話すというのはなかなか簡単ではありませんでした。

考えてみたらユーチューバーって、聞き手が目の前にいない状態で話している人も多いですよね。

彼らがどのように話しているか観察してみたらいろんなヒントがつかめるかも。

そんなことを考えた動画収録の1日でした。

それでは、また。


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