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出版ウラ話 「牛肉派? それとも豚肉派?」

こんにちは。
「難しい」を「易しい」に変える伝え方ナビゲーター 深谷百合子です。

いきなりですが、あなたのお家で「肉じゃが」といえば、牛肉? それとも豚肉?

「カレー」といえば、牛肉? それとも豚肉?

これ、調べると東西で分かれるようです。

東は「豚肉」
西は「牛肉」

ちなみに私は愛知県出身ですが、子どものころから肉じゃがもカレーも牛肉でした。

地域によって違いがあるというのは、結構大人になってから知りました。
まさにこれぞ「自分の常識は相手の非常識」というやつですね!

さて、『賢い人のとにかく伝わる説明100式』の29項に、こんな事例を入れています。

「牛肉200グラム買ってきてくれない?」
「あと、タマネギ、ニンジン、ジャガイモ、それぞれ1袋ずつ」

こんな風に次々とボールを投げると、相手は受け止めきれないですよね。

そんなとき、最初に
「今日の夕食は肉ジャガにするから、材料を買ってきてくれない?」
と言えば、受け止めてもらいやすくなる

という話を書いています。

実はここ、最初は「肉ジャガ」ではなく「カレー」だったんです。

昨年11月、2回目の原稿チェックのときに編集者さんから
「ここ、材料見ただけで、なんとなくカレーって想像つきますよね」
と言われました。

私:「確かに、そうですよねー」
編集者さん:「別のものにしませんか」
私:「じゃあ、肉ジャガにしましょうか」
編集者さん:「いいですねー」
私:「その後にある『ルーは買わなくていいのかな』も変えないといけないですねー」

編集者さんと私、二人同時に
「しらたきに変更ですね!」(笑)

そんなやりとりがあって、カレーから肉ジャガに変わりました。

「ちなみにカレーでも肉じゃがでも『えっ? 牛肉?』と思う人がいるかもしれませんね」
と、私が話すと、編集者さんは
「そういうところからも、自分と相手との間に違いがあることに気づいてもらえるのでは?」
と言ってくださいました。

この29項には、そんなウラ話がありました。

私もそうですが、私たちはつい「自分基準」で物事を見て、「これが普通」と思ってしまいがちです。

でも「普通」って何? ってことなんですよね。

特に仕事の場面などでは、「こうするのが普通だ!」と言っても、その「普通」が通用しない人もいます。

「普通」という言葉で片づけるのではなく
「○○だからこうした方がよい」
「○○した方が、よい結果を得られる」
のように伝えたいですね。

自分の「普通」「常識」は、相手にとっては「普通」でも「常識」でもないかもしれません。

そう思っているだけで、相手への接し方、説明の仕方はグンと変わりますよ!

それでは、また。


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