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シンセサイザー界隈

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2023年5月の記事一覧

RolandはどこまでSH-101が好きなんだ

RolandはどこまでSH-101が好きなんだ

前々回のエントリーの最後で、「現時点ではRolandが一歩リードしているように思います」なんつって褒めたら、こりゃまた大変なものを発表しましたね。
破竹の勢いってのはこういうことを言うんでしょうなあ。

今年のアタマにJ-6を、そして先日SH-4dを手に入れ、我が家にはSHのPLUG OUT入りSYSTEM-1もZenologyもあるから、「SHもJUNOももういいかな」と思ってたら、これですもの

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シンセの進化と真価(私観だョ)

シンセの進化と真価(私観だョ)

今年(2023年)3月に発売されたローランドの新しいシンセサイザーSH-4dの価格は税抜きで70,000円です。

【24/2/27追記】最近価格が変わったようで、2月現在は税抜き80,000円が相場のようです。う~ん悲報。

シンセパート4つとリズムパートで最大60音ポリ。パート別シーケンサーとアルペジエイター、最大でマルチ含めて5種同時使用できるエフェクトも含めてこの値段です。

ネット上では

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Roland SH-4dで思い出したマシンの数々。

Roland SH-4dで思い出したマシンの数々。

唐突にローランドのSH-4dが発表された今年の2/23、その感慨をツイートしました。

手に入れて弄れば弄るほど、面白い立ち位置のシンセです。
プリセットをひとつひとつ確認中のため、細かいレビューはまたおいおいと。

さて、実は上のツイートを放った後にAIRA以前の商品も思い出したんで、今回はそれらを並べてみます。

このSH-4dについて、オフィシャルには「4系統の独立したシンセパートと、リズム

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Roland SH-4d習得中。

Roland SH-4d習得中。

Rolandから久々に登場した新しいシンセサイザーSH-4d。

伝統のSHの名を冠したばかりか、マルチティンバーシーケンサー、本体の傾きで音色やフレーズが変化するD-Motionなど最新機能も話題です。

非常に多機能で魅力あるマシンですが、実際に曲作りまでの工程を実践してみたので、レポートしてみます。

漢は黙ってスタンドアロン

SH-4dの機能を大きく分けると、11タイプあるオシレーターを

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