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【英国滞在備忘録】#74 番外編アイルランド - 弾丸GUINESSの旅

【本編無料】このシリーズは学生時代にイギリス滞在した当時の記録をそのままに、現在のスギヤマが振り返る備忘のためのコンテンツです。有料エリアでは今振り返ってのコメントや人物が鮮明な写真などが表示されます。

25th January (Wednesday)

空に向かって伸びる謎の鉄塔。

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街中に現れたSpike

俺は地図もガイドブックもなく、アイルランドの首都、ダブリンに降り立った。前日にポンドから両替した50ユーロを握りしめて。(£38→€50)
とりあえずローカルのバスでダブリン空港から市内へ。

一番に出迎えてくれたのがこの鉄塔だった。

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実はこんなに高い

適当に市内でバスを降りた割には、すぐに観光案内所を発見できた。
多くの乗客がバスから降りたのと、正面にホテル"SAVOY"があったのがバスを降りる決め手となった。

13時を過ぎ、腹の減っていた俺は観光案内所で伝統料理が食べられる店を尋ねる。

オススメの地区で呼子がいた店にすんなり来店。

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二階の席に通された

店員さんと話して、一番のオススメを頼む。
で、出てきました。

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深みのある味わいのシチュー

このなんと言うか、赤ワインとギネスで煮込んだシチュー。
たまらん...
うまい。

隣についているスマッシュポテトがかなり曲者。
あとからお腹に効いてくる。バターとか多分大量に入っているんだろう。量は少ないが、お腹がいっぱいになる。

打ちネギが入っているのが面白い。
ネギなんて日本的だな、などと考える。そういえばラフカディオ=ハーン(小泉八雲)はアイルランド出身だったな、とふと思い出す。
"日本とアイルランドという地の共通点がここにっ!"などと勝手に空想してみる。

んで、空腹を美味しい伝統料理で満たした後、今回の旅のハイライト、GUINNESSの醸造元を訪ねた。
黒いビール(スタウト)で世界的に有名なこのブランドは、言わずと知れたギネスブックの出版元でもある。

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GUINNESSができるまでの見学ツアーでは、パネルや映像、各種の機械やらで理解が深まる。

説明映像

ツアーが終わると、おまちかね、最上階で出来立ての一杯を楽しむことができる。
もう、最高。

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サーブには時間がかかる

アイルランドといえば、訛りの強い英語を話すケルトの国、というイメージしかなかった。だが、ダブリンはロンドンなど各国の首都と同様に多くの移民がいた。ロンドンほどではないがアジア系の人もちらほら。
見学ツアーの途中、親切に説明してくれた係員はスウェーデン人。そこにいた他のスタッフもスペイン、フランスなど外国から来たんだよ、と彼女は教えてくれた。
国際都市なんだな、EUって機能しているんだ、と一人で納得(余談だが、アイルランドへの入国の際には審査があったが、帰りのイギリスでは審査が無かった。この辺が不思議)

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機上からダブリンを臨む

飛行機の出発までに時間があったので、パブでもう1杯ビールを楽しむ。

かくして俺の一日アイルランド旅行は終わった。

滞在時間は8時間程度。
友人からはアホ扱い。
GUINNESSのためにわざわざアイルランドまで……?!
本場のGUINNESSの味は違うんだ、そんな話を信じてのこの旅。

£2でアイルランドまで往復のフライトができたからこそ行ったんだけどね。とは言え、税金が高い(Totalで£40弱)という話もあるが……。

当日のお会計:(€)
 バス1日パス   5.00
 昼食      16.95
 GUINESS博物館   9.50
 お土産     16.00
 ビール       2.45
 Total      49.90

ともあれ、本場のGUINNESSはうまかった。
そこで出会った人との会話と雰囲気が違ったからだろうか。
今回も大満足!

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スギヤマが学生時代にイギリスで語学学校やインターン、ストリートで多文化と戯れた記録です。 22歳の青臭い感覚を読み物としてお楽しみいただけ…

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